中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

受験校・併願に関するアンケート

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公開: 最終更新日:2022年12月20日

今回のかしこい塾の使い方アンケートでは、中学受験を目指すお子さんをお持ちの親御さんに「受験校・併願」について調査しました。

<調査概要>

調査期間

2022年12月6日(火)~13日(火)

調査方法

インターネット調査

回答者数

かしこい塾の使い方メルマガ会員 94名

第一志望校は誰が決定しましたか?また、誰が決めますか?

【解説】

「お子さん」が53%、「家族で相談して決める」は40%,「母」が2%、「父」が1%、その他が1%という回答でした。その他の回答としては親が選択肢を探して、こどもと一緒に決めるというものがありました。意外によくあるのが、”親御さんだけで志望校を決めてしまう”ということです。お子さんが6年は通うことになる学校ですので、親御さんだけ、お子さんだけで決めてしまっては、いくら合格しても「こんなはずじゃなかった」「本当は違う学校が良かった」ということでしこりを残す原因にもなります。しっかり話し合って冷静に判断する必要があります。

(主任相談員 小川 大介)

第一志望校はいつ決定しましたか?または、いつまでに決めますか?

【解説】

「5年生の頃」が32%、「4年生の頃」が17%、「6年生の1学期頃(」が17%、「3年生の頃」が10%、「6年生の2学期頃」が10%、「1〜2年生の頃」が7%、「6年生の夏休みごろ」が5%、「小学校入学以前」が2%、という結果となりました。

第一志望校の確定は11月が目安。お子さんの第一志望校を現実的に考えるとき、一体いつの時点で受験を決定すればいいのかという質問を受けることが、よくあります。もちろん最終的な判断はご家庭がすればよいのですが、ある程度の目安として塾の模試の結果や先生のアドバイスなどを参考にすればよいかと思います。6年生の9月から11月、塾では「●●中学校オープン模試」や「志望校判定テスト」といったテストが行われます。これらのテストでは、合格可能性が「%」や「A〜E」などのランクで示されることが多くあります。これらの結果を目安に第一志望校どこにするのか、受験するのかしないのか、などを決めればよいわけです。判定の見方の目安ですが、動画でもお話ししている通り「最低ランク(20% やEランクなど)だと、かなり苦しい戦いになる」ということを知っておくとよいと思います。この判定をもとに受験計画を立てていくのですが、具体的な計画はご家庭それぞれでよいと思います。

(主任相談員 辻 義夫)

仮に、第一志望校に落ちた場合、合格した併願校に進学しますか?(複数可)

【解説】

「併願校ならばどこであっても進学する」が68%、「第三志望までならばそこに進学する」が19%、「第二志望までならばそこに進学する」が9%、「志望校に受からなければ地元の中学校に進学する」が4%、という回答でした。子どもが「この学校に入りたい」という気持ちを抱いた第一志望校受験に不合格という結果が出た場合は、落ち込むと思います。難しいのが、「どうしてもこの学校に入りたい」という第一志望校に対する気持ちがあまりにも強すぎて、第二志望、第三志望の学校に期待を持てない場合です。かなり時間をかけて、その学校のよさを説明してあげましょう。それでも子どもは納得できないかもしれません。その場合は、6年間かけて「この学校でよかった」と気持ちを変えさせていくしかありません。そのためには、第二志望、第三志望の学校に入学したあと、学校の成績をよくしていくか、なにか熱中できることを見つけるまで待つしかありません。成績が上位になったり、好きなことに熱中できる充実感を持つことで、それが自己肯定につながります。その結果「この学校でよかったな」と思うこともあるでしょう。

(主任相談員 西村 則康)

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受験成功のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ参考にご覧くださいね。

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