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気分も成績も上がる「解き直しノート」の作り方について

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公開: 最終更新日:2021年10月21日

今回の動画では、テストや過去問の「解き直しノート」の作り方についてお話ししています。

6年生は秋になると、塾で新たに習うことは実はもうありません。
他の動画でもお話ししていますが、模試過去問を解いた後、どのようにテストなおしをするかで、そのテストから学べることは大きく違ってきます。

問題を「解きっぱなし」にしても、解かないよりは身に付くものがありますが、あまり多くはありません。
むしろ、問題を解いた後にどうするかで、学びの密度や学力には大きな差がつくのです。

「解き直しノート」をつくろう

まず問題を解いたら、答え合わせをします。
答え合わせの時、不正解だった問題については、もちろん解きなおしが必要です。
解き直すときには、「解き直しノート」を作って、それに演習をするようにしましょう。

「解き直しノート」は、テストや問題演習で間違った問題を解き直すためのノートです。
どの問題をなおしたのかわかるように「解き直しノート」にはテスト名と問題番号書くようにします。
解説を写すのではなく(解説を読んでからで構わないので)自力でもう一度、問題を解きなおします。

直しノートの作り方

問題を解くときに使うのは、ノート見開きの左側ページです。
一通り解いたら、答え合わせをしてみましょう。

自力でできたかどうか、自力でできなかった問題に関しては「何が難しかったのか」「何がわかれば次は自力で解けるのか」などを自分なりにメモするようにしましょう。
ポイントとなることや覚えておきたいこと、忘れていた語句などは、右側ページに抜き書きしておきます。
理科の暗記分野や社会に関しては、その言葉を塾のテキストや参考書で調べ、周辺のことがらまで勉強し直すのが理想です。

例えば人体の血液成分(赤血球や白血球など)について間違ったのであれば、心臓のつくりや全身をめぐる血液の循環、ポイントとなる血管の名前(心臓につながる4つの血管ころ肺動脈・肺静脈・大動脈・大静脈)などを復習しておくイメージです。

解き直しノートと参考書の併用でさらに勉強を効果的に

参考書や塾のテキストを使って覚えなおしをしたら、そのページのポイントとなる語句に、赤ペンや蛍光マーカー等でチェックを入れ、そのページに付箋をしておきます。
解き直しノートの方には、付箋をした参考書名、ページなどをメモしておくと良いでしょう。

こうしておけば、解き直しノートと参考書を「行き来」することができ、解き直しノートを見て復習しているときに効果的に参考塩を併用することができます。

テキストや参考書にどんどん付箋が増えれば、それはお子さんが努力した証であり、そのページを見返すと、一度は忘れていたりわからなかった語句を、すぐに思い出して覚え直すことができる手がかりになります。
付箋が増え「これだけ頑張った」という「足跡」が目に見えて残ることで、お子さんの自信にもつながると思います。

解き直しノートには「気分が上がるコメント」を書こう

解き直しノートには、よく「なぜ間違ったのかを書けばよい」と言われます。

確かによい方法ではあるのですが、できなかったことばかりをメモする、つまり自分への「ダメ出し」ばかりでは、モチベーションが下がります。
そこでメモするときに「こうすればできた」「ここに気をつければ正解できる」「ここが正解の最大ポイント」といった形でメモを残すようにすると、気分が下がらず習慣にできそうです。

解き直しノートに限らず、勉強は習慣づけることが大切で、効果を発揮するコツでもあります。

そのためには、やっていて「苦になる作業」であってはいけません。
気持ちが下がらず長続きする方法をぜひ試してみましょう。

上記を参考に、ぜひお子さんオリジナルの「解き直しノート」を作ってみてくださいね。

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