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中学受験「失敗する家庭学習」3選

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公開: 最終更新日:2021年11月15日

今回の動画は「中学受験 「失敗する家庭学習」3選」というテーマです。

多くの実例の中から「このうような方法で家庭学習を続けていると失敗する、という例を3つお話ししていますが、このお話は裏返せば「このような部分に気をつけて家庭学習を続ければ成功する」」ということでもあります。

ぜひ記事と動画を参考に、お子さんの家庭学習について考えていただければと思います。

NG家庭学習その1 塾の宿題は3回繰り返す

低学年から塾通いをさせている場合や、4年生くらいの時は、塾の日数も少なく時間も短いので、家庭学習で宿題にかけられる時間を高学年のお子さんよりも長くとれます。

そこで、宿題を2回、3回と繰り返しさせるご家庭が出てきます。
もちろん時間的には可能なのですが、この勉強を続けていくと高学年になって成績が振るわなくなるケースがよくあります。

高学年になると何度も宿題を繰り返す時間がなくなる、ということもあるのですが、それよりも勉強のスタイルが成績に大きく関係しています。

「宿題を何度も繰り返す」という勉強が癖になってしまうと、「テキストに載っていることしかできない(できなくとよいと思っている)」という考え方に、親も子もなりがちなのです。

実力テストでは、テキストで習った事をそのまま答えるような問題はあまり出ず、習ったことを応用して考える出題が主流です。
テキストの問題を何度も繰り返す勉強を続けていると、この応用力がつかないのが成績が伸び悩む大きな原因になります。

ぜひ動画を参考に、日々の勉強の習慣について考えてみていただければと思います。

NG家庭学習その2 テキストや問題集はとにかく全部やる

塾のテキストはよくできているのですが、完璧ではありません。
例えば理科や社会のテキストは、資料や写真が多い方が学びやすいのですが、写真の有無やその点数、カラーか白黒かといった部分は塾によっても様々です。

塾のテキストとは別に資料集を購入したり、授業で分かりにくかった問題の類題を市販の問題集で演習するというのは、とてもよい方法の1つです。

ただしその際に気をつけていただきたいのは、問題集も資料集も「とにかく全てやる」という先入観を捨てて使っていただきたいということです。
例えばテストで間違った問題や深く調べたい問題について、資料集の索引で調べて知識を増やす、といった使い方をする場合、その部分だけの「つまみ食い」をしていただきたいのです。

「購入したのだから全て活用する」ではなく「必要なところを上手に活用する」という発想でテキストや問題集を活用してみてください。

市販の問題集や参考書について、使い方を説明していますので、ぜひ動画を参考にしてください。

NG家庭学習その3 一度立てた予定はとにかくやり通す

家庭学習のスケジュールですが、お子さん1人でスケジュールを立てて実行するのは、年齢的にもまだ難しい、というのが中学受験に向かう多くのお子さんの現状です。

この部分は親が代わって実行したり、お子さんと相談しながら進めるのがよいと思いますが、気をつけていただきたいこととして「いちど立てたスケジュールは、必ずその通りに実行する」という発想を捨てていただきたいということがあります。

スケジュールを立ててみたけれど、いまひとつうまくいかない部分がある、というのは中学受験の勉強においてはよくあることです。
お子さんもまだ小学生ということで、すべてを計画通りに実行することが難しいケースも多くあります。

スケジュールを立てたらまずは、
・やってみてうまくいったこと
・うまくいかないこと
を列挙し、ブラッシュアップしていくことをお勧めします。

大人以上に子どもはモチベーションの波が大きかったり、体力的に踏ん張りがきかないといったこともあります。

「この曜日のこの時間はとても集中できるようなので、深く考えさせる問題をやらせる時間にしよう」「この時間は長く集中することが難しいようなので、漢字や計算などの『作業系』の勉強にしよう」といったことを親御さんが判断するのがよいでしょう。

お父さんとお母さんで、マネージャー的な役割とコーチ的な役割を分担し、お子さんの家庭学習をサポートする、といったことができると、お子さんもストレスなく勉強ができるかもしれませんね。

ぜひ動画を参考に、無理なく効果が出る学習について考えてみていただければと思います。

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