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体験学習スポットと活用法

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更新: 2017年05月22日 公開:

体験学習はすべての学習の基礎

小さい頃に土にさわったり、水につかったりという経験をすることは、非常に大切なことです。お風呂に洗面器を浮かべ、それを上から押さえるという体験は、多くのお子さんがしていると思いますが、のちに浮力を習ったときの「水が押し返してくる」イメージを、この体験でつけることができます。

生きている昆虫を観察すれば、その体の驚異的なつくり、われわれ哺乳類との体のつくりの大きな違いに新鮮な驚きを味わうでしょう。イラストや映像では味わえない強烈な印象は、その後のお子さんの興味に大きな影響を与えます。

気軽に体験できるスポットを活用する

多くの街には、大きなものから小さなものまで合わせて、非常にたくさんの美術館や博物館、植物園などがあります。お子さんが低学年であれば、まだ時間の融通もきくはずですから、できるだけこういったスポットに足を運んでみてください。

理科実験教室など有料のサービスも盛んに行われていますが、まずは公共機関から選んでみるのがよいでしょう。価格が安く、内容が充実しているものが多いからです。特に東京をはじめとした大都市には充実したスポットがたくさんあります。

塾を上手に活用する

大手塾では、受験勉強やそれにまつわるイベントを行っています。たとえば日能研では、GEMS(Great Explorations in Math and Science)体験講座という無料の講座を未就学児、小学生対象に行っています。おもに理科的な内容の講座で、モデルを使って天体を学んだり、浮力や水溶液の実験などもあります。

有料の実験教室などに通わせる場合は、その目的をはっきりさせておくようにしましょう。中学受験をするお子さんであれば、やはり入試に関連した内容のものがいいですね。入試問題に頻出の実験、たとえば光合成や蒸散の実験、中和の実験などであれば理想的です。

入試に出るものでなくても、目的が「お子さんに興味を持ってもらう」ということであればなんの問題もありません。理科に興味をもたせたい、社会に興味を持たせたいという目的なら、実用的でなくても楽しく印象に残るものであればいいでしょう。

中学校を見学する

お子さんを通わせたい学校はありますか?中学受験をするご家庭の多くは「志望校は本人に決めさせた」というご家庭のようですが、お子さんの判断だけというご家庭は実は少ないはずです。何らかの形でお父さん、お母さんの意向も反映しているようです。

何らかの形で相談して志望校を決めることになるのですが、やはり学校の情報がなければ決定しづらいものです。そこで、学校説明会となるのですが、問題なのは本人を参加させるかです。

文化祭や体験学習などのときはご本人を参加させて、学校の楽しい部分を見せてあげるのがよいでしょう。しかし、説明会のみという場合は、お父さん、お母さんだけにしておいたほうがよいかもしれません。「あの学校、つまんなかった」という印象がお子さんの中につくと、公平な選択ができなくなるからです。

志望校なら本気の見学を

本気で志望校として検討する学校の場合は、お父さんかお母さんが通学時間に付近を歩いてみるのがよいでしょう。その学校の生徒達のありのままの姿が見られるからです。憧れていたけれど、通学時間の生徒たちの姿を見て志望校を変えたという方もいます。

特に春、秋は学校説明会、見学会が多くなります。志望校のものはしっかりチェックしておきたいですね。個別の相談会やクラブ体験などを開催している学校もあります。ぜひ問い合わせてみましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫主任相談員 辻 義夫
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