小川大介の中学受験合格を実現する逆算受験術

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開成オープンに向けて

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国語の学習 2012年09月14日10時26分
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。


9月の中旬に近づき、朝晩は秋の気配に包まれてきました。

虫の音を聞きながら、
つい読書にふけってしまう方も多いのではありませんか。

私は昨日、
日帰りで関西に出張していたのですが、

神戸での朝からの会議前に、
なんだかむしょうにお腹が減ってしまい、
「カツカレー弁当」を食べてしまいました。

朝9時30分に食べる、カツカレー。
美味しかったです。

私には読書よりも、
「食欲の秋」が到来したようです。

ああ、またウェストが・・・


そんなことはさておき、
受験生の皆さんはテストラッシュですね。


16日にはいよいよ、
四谷大塚の「合不合判定テスト」がやってきます。

夏休みの学習の照準を、
このテストに合わせてきたお子さんも多いでしょう。

翌日の17日には、
サピックスの「学校別サピックスオープン」。

22日にも、筑駒や豊島岡の「学校別オープン」が行われますね。

日能研生や希学園生も数多く参加するようです。

サピックスに通うお子さんは、
23日にも「合格力判定オープン」が待っています。

1週間のうちに大きなテストを3回受ける子もいるわけですから、
これは大変です。

テストの得点力をできるだけ高められるように、
準備を整えていきたいですね。

まず行うべきは、
今まで学習してきた中で、
「これは絶対に実行しよう」
と決めたルールの再確認です。


どんなテストでも、
練習してきたこと、
これまで上手くいったことを、
落ち着いて実行できた時に
最も得点が伸びるものです。

ルールを紙に整理して、
前日と当日の朝に読み返すと良いでしょう。

たとえば、
私が指導している生徒は、
「開成オープン」に向けて、
開成国語のポイントを次のようにまとめました。

開成記述題に答える!
①材料をそろえる
【コツ1】 本文の範囲をきめる
【コツ2】 見つけた材料には線を引く(ポイントに短く・あるだけ全部)


②文章の読み方
【論説の場合】
話題→結論
具体例→まとめ

どこにまとめ、筆者の意見があるのか
文章全体での場所、段落のつながりを意識する。

【物語・随筆】
背景→きっかけ→気持ち→行動

気持ちの記述で材料不足になる時は、「背景」チェック


③設問の読み方
【コツ1】条件の整理
いくつのことを聞いているか?
→線を引く、囲む
【コツ2】「どういうことですか」は、自分で考えるのではなく、本文に何と書いてあるかを読むこと!!
【コツ3】「筆者」とあれば、まとめ段落に注意する。
【コツ4】最終的に何を聞かれているかを意識する。
→答えの後半に一番大事な内容がくる。文末表現にも注意!


この生徒は
色々と気になってしまう子なので、
やや詳しくなっていますが、

まとめる時は、
できるだけ簡潔にする方が
いいですね。

あまりルールが多いと、
頭の中で混乱してしまって、
かえって力が発揮できなくなります。

特に意識せずともできるようになったルールは、
直前見直し用のルール集からは外していきましょう。

「今日は設問に線を引くぞ」
など、1つか2つの決め事だけを意識できれば、
成功間違いなしです。

参考になさって下さい。


それでは今日も、
出会う方全ての可能性を
拓いて参りましょう!

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国語の学習 2012年09月14日10時26分
主任相談員の小川大介
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