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春休み、勉強に気乗りしない子の対処法

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中学受験 2015年03月28日16時06分
こんにちは!
「かしこい塾の使い方」
主任相談員の小川です。


春休みに入って数日が経ちましたが、
思い通りの時間を過ごせていますか?

6年生の皆さんはもちろん一生懸命に勉強なさっていることでしょうが・・・
もしかしたら・・・いまいち気分が乗らない方もいるんじゃないでしょうか?

春休みは、夏休みや冬休みと違って学校の宿題も出ませんし、
春の陽気で気持ちもふわふわしがちで、
どうやら勉強に身体が向かいにくい時期のようなのです。

気持ちは分かるのですよ。
塾は2月から新学年ですが、
学校学年は4月にならないと新学年にならないわけですから。

受験勉強に力を入れているお子さん以外は、
まだ前の学年の気分でのびのび遊んでいるでしょうからね。

「友達が遊んでいるんだから、自分も少しぐらい・・・」
そう思う方が普通です。

もしお子さんにそんな様子が見られて、
優先的に行ってほしい学習が後回しになりかけたら、
大人がきちんと対応しなければなりません。

ただいきなり怒るのはNGです。
子どもにとって、友達が遊んでいる時は自分も遊ぶというのは
ごく自然な感情ですからね。

大人がすることは、怒ることではなく、
春休みの意味を教えてあげることです。

4年生(学校学年の3年生)の春休みは、
受験生としての学習習慣を確立する時間です。

春休みが過ぎてから、
「そろそろがんばろう」では少し遅いですね。

春休みが過ぎるころには、
勉強して当たり前という気持ちになっている。

朝起きたら計算や漢字など簡単な学習を習慣化する、
授業を受けたら復習するのは当たり前だと思えている。

復習の仕方が分かっている。
といった状態が望ましいです。

5年生(同4年生)の春休みは、
4年生で身に付けるべき知識と思考の土台を固め直す時間。

6年生(同5年生)の春休みは、
5年までの学習内容=入試で必要なほとんどの単元
を固め直して、
春休みが明けたら演習強化で走っていける状態にする時間。

こういった、
今の中学受験における春休みの意味を、
お子さんにきちんと教えてあげて欲しいのです。

知らないからやらないだけで、
きちんと理解できればのんびり屋のお子さんも動き出します。

このあたりのことを、教育情報サイトの「リセマム」さんに取材いただきました。

記事が掲載されていますので、よろしければ参考になさってください。

【中学受験】新6年生と保護者が春休みにすべきこと…SS-1小川代表

【中学受験】新4・5年生と保護者が春休みにすべきこと…SS-1小川代表


Yahoo!ニュースなどいくつかのニュースサイトにも
転載いただいているそうです。
春休みをどう使うか、気になる方が少なくないのでしょう。

それでは今日も、
お子さんの可能性を
どんどん形にしていきましょう!
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中学受験 2015年03月28日16時06分
主任相談員の小川大介
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