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失敗しない家庭教師、個別指導教室選び

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更新: 2017年05月22日 公開:

教科指導力は必須条件

家庭教師や個別指導教室を、塾の学習サポートとして取り入れるご家庭が増えています。たくさんの子どもたちの中で受ける一斉授業の長所は「競争することでやる気を高め、緊張感のある状態で学習する」ということです。一方、お子さん一人ひとりのペースに合わせることができないため、分からなくてもそのまま授業が進んでしまったり、わかりきったことを何度も繰り返しやるといった短所もあります。

家庭教師や個別指導教室を選ぶときに、まず必須なのは教科指導力です。問題を解く力ですね。冗談ではなく、難関校の問題などは普通の大人が解くことができないような難解なものを含んでいます。解くことができても、それを子どもにわかりやすく説明することができなければ、よい講師とはいえません。

問題を解く力と、それをわかりやすく伝える力の両方を持ち合わせている講師は、子どもをよく観察しています。その反応を見ながら理解の度合いを判断し、指導に反映しているのです。お子さんが問題を解いている間、テキストやプリントを睨んでいるような講師は避けたほうがよいでしょう。

授業を見学しましょう

個別指導教室の場合、まずは教室の雰囲気からです。テキスト等が散らかっていないか、などもそうなのですが、何よりもお子さんがそこにいる場面を想像してみることが大切です。

多くの個別指導教室では、入塾前に無料で体験授業を実施しています。その授業を見学させてもらうようにしましょう。授業を見学させてくれない教室は、見学させない理由があるはずですから、避けたほうがよいでしょう。講師とのやりとりで、お子さんがどのような反応をしているか、お子さんの様子を観察している講師の視線などにも注目してください。

家庭教師の場合は、子ども部屋ではなくリビングで授業をしてもらい、お母さんが授業の様子を感じられる状態にしましょう。お母さんの視線が講師にも緊張感を与え、指導にも良い影響を与えるからです。講師は教えるプロではありますが、やはり人間ですから不十分な準備のまま授業に臨むような状況もあるかもしれません。任せっきりにするのではなく、うまく講師をコントロールするようなつもりでいるとよいでしょう。

目標と、それを達成するためのスケジュール

家庭教師や個別指導教室を選ぶときは、目的をはっきりさせておくことが大切です。特定の科目や分野、単元などを教えてもらいたい場合は、どれくらいの期間で達成したいのか、そのための回数は何回くらい必要なのか、講師とよく話し合って決めましょう。

お子さんの現状、ご家庭の様子など、成績アップに必要な事前情報を聞き取るには、やはり1時間くらいの時間は必要なはずです。話もそこそこに入塾を勧めたり、体験授業の案内をするような教室では、その後の授業も無計画になりがちです。1回1回の授業の報告がどのような形でなされるのかも大切ですね。

講師とコミュニケーションがとれるか

お子さんを塾に通わせているお母さんなら、塾の講師の忙しそうな様子はご覧になっているかもしれません。夕方になりひとたび授業が始まったら、すべてが終了する夜まで、お母さんたちとはほんの少しの立ち話以外できない状態です。

これは個別指導の教室でも同じです。しかし、1対1で教えてもらい、お子さんのことをつぶさに観察してもらっているからこそ、その様子をお母さんにフィードバックしてほしいのです。仕組みとして、最低月1回位の面談の機会があるかどうかを確認しましょう。家庭教師の場合も同様です。毎回の授業のあとに、報告に時間をとってもらえるのか、定期的に報告、面談の機会があるかの確認が必要ですね。

以下、家庭教師、個別指導教室選びのポイントをまとめてみました。

 
入会前の聞き取り(面談) ある(1時間程度) ない(短時間)
授業の見学 できる できない
費用などの説明 入学金、授業料、諸費など費用の説明、規約などの説明がある 費用が不透明、説明がない、規約や決まりが文書化されていない
授業後の報告 文書+口頭 口頭のみ、ない
教室の様子 きれいで活気あり 散らかっている、暗いなど
講師のコミュニケーション力 お子さんに質問し、考えさせるよう導いている。
演習中もお子さんを観察、適切なタイミングでアドバイスしている。
お子さんの思考の流れに沿って指導している。
一方的に説明する。
演習中にお子さんを観察していない。
自分のペースで授業を進める。
お子さんの発言の機会が少ない。
電話 定期的に家庭学習の様子を尋ねる電話あり ほとんど電話による連絡がない
面談 最低月1回、1時間程度の面談の機会がある 面談の機会が数ヶ月に1回、もしくはない
進路の指導 早い段階から、進路や志望校に関する相談の機会がある 進路や志望校に関する相談の機会が、受験学年になってからしかない、もしくはほとんどない

これらを参考に、効果的な選び方をしてくださいね。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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