子どもの転塾や転校舎 塾が合っていない原因と対処法とは

子どもの転塾や転校舎 塾が合っていない原因と対処法とは
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なんとなく最近、子どもが塾に行きたがらない、表情がいつも暗い、と感じることがあれば要注意です。
現在通っている塾が合っていないのかもしれません。
そんなときはどのように対処したらいいのでしょうか。
ここでは、転塾や転校舎などの対処法について考えてみたいと思います。

塾の勉強についていけているかを確認

まずは、塾の勉強についていけているかどうか、子どもに問いかけてみましょう。
「勉強についていけている?」と抽象的に聞いても、子どもは「うん」としか言わないこともあるので、より具体的に、子どもがつまずいていそうな問題や単元について質問してみてください。
「お母さん(お父さん)に、この問題の解き方をおしえてくれない?」と問いかけてみて、子どもが説明できるかどうかを確認しましょう。
一度や二度、説明できないことはよくありますが、説明できないことが続くようなら、塾の勉強についていけていない可能性があります。

ほかにも、以下のような兆候が出ている場合は、塾が合っていない場合があります。
・テストの点数が低迷し続けている
・塾に通い始めてから、いつも元気がない
・塾の先生や友達の文句や悪口を言うことが多い

原因を探り、対処する

塾の勉強についていけていない、塾が合わないと感じるなら、まずはその原因を探りましょう。
塾の勉強についていくための基礎学力がついていない場合は、塾の勉強と同時進行で基礎学力をつけていく必要があります。
もし現在の塾にいて、基礎学力も並行して身につけていく時間が取れないと思ったら転塾を考えましょう。

子どもの学習意欲が下がっていることが原因なら、なぜそうなってしまったのかを知る必要があります。
よくあるのは、塾の友達関係のつまずきです。
これは一度つまずくと難しい部分があるので、思いきって塾を変えるほうがいいかもしれません。子どもとよく話し合ってみてください。

塾の先生の説明スピードについていけない、説明を聞いてもよくわからないなど、先生の教え方に問題があるなら、改善は難しいのでやはり転塾か転校舎を考えるべきです。
これは、子どもの話だけで判断するのは難しいので、授業ノートなどをチェックして授業の理解度や勉強に対する意欲を確認するといいかもしれませんね。

転塾と転校舎、どちらを選ぶべきか

塾が合わない場合の選択肢として、まず「転塾」か「転校舎」のどちらかを選ぶことになります。
現在通っている塾の勉強についていけない時は、子どものレベルに合ったカリキュラム進行の塾に移るケースが一般的です。
進度が遅く、宿題の量が少ない塾に変えたら、徐々に成績が伸びて、結果的に第一志望校に合格した子もいます。

カリキュラムがゆっくりしている塾に移るのは「ライバルたちに置いていかれるのではないか」と焦って不安になるかもしれませんが、塾との相性はとても大切です。
前の塾で先取り学習ができていたので、転塾先で同じ内容を再度聞くことができ、自信を回復して成績を伸ばすことができたということもあります。
子どもにとって環境を変えるほうがいいのかどうかは、塾の勉強の進度と子どもの理解度をよく見極めて決めてください。

また、同じ塾でも校舎を変える、転校舎という選択肢もあります。
同じ塾でも校舎によって授業の雰囲気やレベルが違います。
先生も友達もガラッと変わることになるので、転校舎したら、気持ちよく勉強ができるようになる子もいます。
一度、他の校舎を見学させてもらってから決めてもいいかもしれません。

塾の先生に「校舎を変えたい」と言うのは少し勇気がいるかもしれませんが、家の事情など、説明しやすい話で切り出してみましょう。
転塾より環境の変化が少ないので、子どもの負担が小さく済む場合があります。

塾の友達関係は難しい

多くの進学塾では、授業の座席が成績順になっています。
そのため、自分の成績が他人に知られることで自尊心が傷ついてしまったり、友達の心ない発言で落ち込む子もいます。

小学校の友達とは、勉強だけでなく、給食や学校行事などいろんな場面で付き合いますが、塾の友達とは、授業の間の短い休み時間に言葉を交わすくらいの関係性になりがちです。
お互いがどんな子なのかあまり知る機会もないため、自分より成績が悪い子を見下してしまう子もいます。

特に共働きのご家庭の場合は、子どもの塾の友達関係まで把握することは難しいかもしれませんが、「今日は塾でどんな話をしたの?」「どんな友達がいるの?」という会話の中で、子どもから出てくる言葉をよく注意して聞いてあげてください。

そのうち、子どもが自分を高く見せようとして、話を盛ったり嘘をつき始めたら、気をつけてください。
成績が下がってカンニングをしてしまったら、それは子どもがかなり追い詰められているサインです。
転塾や転校舎を視野に入れ、家族でよく話し合うようにしましょう。

塾に行きたがらなくなる、表情がいつも暗い、塾の成績がどんどん下がっている。 こうしたサインを目にしたら、早めに原因を解明し、対処するようにしましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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