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幼児期から中学受験に備え、おはじきなどの遊びを通して算数力を伸ばす方法

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公開: 最終更新日:2021年11月22日

幼児期の子どもは、遊びのなかからさまざまなことを学びます。
日常生活の中で将来の中学受験に備えて算数の器を育てるには、どのような方法があるのでしょうか。
今回の記事では、親子で楽しく遊びながら、幼児が数字に親しむ方法について考えてみたいと思います。

おはじきで「数字」の意味を知る

幼児期の子どもと遊ぶのは、親としても楽しいものですね。
どうせなら、遊びながら子どものさまざまな力を伸ばすように工夫してみましょう。
特別な道具やおもちゃを買う必要はありません。
子どもの興味や年齢に合わせた遊び方で、親も「一緒に遊ぶ」のが基本です。

子どもがおはじきを並べたり、イラストのついたカードやトランプを使った遊びができるようになったら、少しずつ、「数の概念」を意識できるような遊びをしてみてください。
ここで注意したいのが、数という概念が「順番を表すもの」だけではなく、「量」を表すものだということも同時に伝えることです。
たとえばお風呂で100まで数えられたとしても、数字と数量がつながっていないと、それはまだ「数の理解」ではありません。

おはじきで一緒に遊びながら、「赤いおはじきは何個ある?3個だね。あといくつあれば5個になる?」などの言葉をかけてあげましょう。
この「あといくつあれば5になるか」は、小学校に入学したあとにも役立ちます。
決して「5ひく3」の引き算を早く教えましょうという意味ではなく、感覚として5の単位を子どもが身につけるのが目的です。
慣れたら10の単位に挑戦してもいいですね。

すごろくなどのアナログゲームもおすすめ

ほかにも、家庭で手軽にできるゲームやパズルも、ぜひ遊びに取り入れてみてください。
昔ながらの将棋や、オセロ、トランプゲーム、ボードゲームなど、幼児が楽しめるものがたくさんあります。

すごろくなどの遊びなら、たとえば「サイコロで3が出ればゴール」というとき、「ゴールまでのマス目」を意識させてください。
10のマス目が「ゴール」なら、7のマス目に止まっているとき、上がるには3が必要です。
この「あと3マスでゴール」というとき、どこが「ひとつ目」なのか。
これは、実際に小学校3年生ぐらいになっても、よくわかっていない子がけっこういます。
「3日間」「3日目」「3日後」の違いがわかるかどうかにもつながります。

こうした数字の感覚を幼児期のうちに身につけておくと、算数に対する苦手意識を減らすことができます。

小学生になったらクロスワードやナンプレも

クロスワードやナンプレ、迷路なども、子どもと一緒に楽しめる遊びではないでしょうか。
最近は、幼児〜小学校低学年でもできる、クロスワードパズルも多数あります。
本屋さんなどで、子どもと一緒に選んでもいいですね。
パソコンから無料でダウンロードできるものもあるので、「小学生」「クロスワード」などのキーワードで検索してみてください。
文字が書けなくても、大人が問題を読んで、子どもがなぞなぞ感覚で答えを考えて、大人が文字を記入していく方法でもいいでしょう。

クロスワードやナンプレで、数字や言葉にたくさん触れましょう。
これは「これを見つけるには、あれがわかればいい」など、答えを導くための考え方の訓練にもなります。

子どもの年齢や、そのときの興味に応じて、親子で一緒に楽しめる遊びをたくさんしてくださいね。

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