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この夏を充実させるコツ3つ

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更新: 2017年05月25日 公開:

「あれもこれも」と欲張り過ぎない

夏休みが近づいてくると、この夏はどうやって過ごそう、過ごさせようと気になるものです。お子さんが6年生なら、夏休みはまさに「天王山」。塾の夏期講習もあるでしょうが、その学習以外に、過去問演習はどうしようとか、苦手科目の補強をどのくらいやらせようとか、気になることはたくさんあります。

特に6年生の夏は「これが受験前最後の夏休み」という思いがあるため、お母さんが思い描く夏の予定も「あれもこれも」になりがちです。夏期講習にも通わせなきゃいけないし、苦手補強もやらせたい。せっかく夏休みなんだから、長期は無理でも一泊や二泊くらいの旅行には連れて行ってあげたい。

こうやって夏期講習、苦手補強、その他のイベント等、そして学校の宿題もとなると、なんだか慌ただしく、気づけば夏休みも後半になっていたりします・・・。

夏の学習を充実したものにするコツは

  1. 1. メニューを欲張り過ぎない
  2. 2. 勉強以外のスケジュールも意識的に入れる
  3. 3. 9月からのことも見越して計画を立てる

と言われます。

メニューを欲張り過ぎない

6年生でなくても、「せっかくの夏休みだから」という気持ちになるのは、受験生の親ならある意味しかたがないものです。でも、あまりに欲張りすぎて消化不良になっては本末転倒ですから、「最低限この夏やれるようになりたいこと」を決めることが大切なのです。塾の夏期講習を受けさせるなら、それを踏まえての受講と考えましょう。

この夏「速さ」の理解を深めたいと考えているなら、塾の夏期講習のカリキュラムに「速さ」の単元が入っているかどうか、確認しておく必要があります。入っていないのなら、この夏は速さの復習は見送るのか、夏期講習とは別に復習の時間を確保するのか考えなければなりません。

塾の夏期講習のメニューに、復習したい単元のメニューが無いなら、なぜないのか確認しておくことも大切です。一般的にみて、このタイミングで復習しておくべきと塾側が考えたメニューが講習会のカリキュラムになっているはずで。そこに含まれないのは、秋に再び学習の機会があるなど、それなりの理由があるからです。それでもやはりこの夏に復習しておくべきと考えるなら、しっかり時間をとるべきでしょう。

苦手単元の学習は、ある程度的を絞って「ここだけは」と集中的に行うのがポイントです。たとえば速さなら、一般的な「三公式」と呼ばれる公式を使った速さ、時間、距離の計算に始まり、「旅人算」と呼ばれる出会いや追い付きに関する問題、そして通過算や流水算、時計算まで含まれますが、あれもこれもと考えると結局は中途半端な結果になってしまうことが多く、「とにかくこの夏は速さの公式を使いこなせるようになる!」というふうに絞って取り組むほうが、結果として身につけられたものが多かった、ということになりがちです。

勉強以外のスケジュールも意識的に入れる

さすがに6年生の夏は、長期の旅行は心理的にもスケジュール的にも難しいですが、日帰りや一泊、二泊くらいの旅行なら難しくはないはずです。塾によっては夏期講習の時間がほぼ一日中、という場合もありますが、早朝や夕方などに散歩の時間をとったり、塾が終わってから体を動かす時間をとるなど、リフレッシュの時間も大切です。

地域のラジオ体操などを、体調と生活サイクルの維持に活用するのも良いアイデアですね。

9月からのことも見越して計画を立てる

6年生は、9月から塾で本格的な志望校対策の授業が始まります。日能研は後期日曜特訓、サピックスはサンデーサピックス(SS)、早稲田アカデミーは後期のNN特訓など、いよいよ受験に向けて具体的な対策授業が行われていくわけです。

志望校のコースによっては、偏差値による資格制であったり、そお学校の最寄りにある校舎での開催になるなど、一定の条件が必要になる場合があります。志望校のコースの受講資格がとれなければ受講ができませんし、開講教室があまりに遠方だと通塾が困難という場合もあるでしょう。

後期からの志望校コースが夏休み前までに決まっている塾では、後期からの挽回に向けて夏に何をするべきかという視点で夏休みを捉える必要がありますし、夏のテストで後期からの受講可否が決まる場合も、やはり意識しなければならないでしょう。

もちろん、9月に「夏の頑張り疲れ」が出ないようしっかり睡眠時間を確保することや、規則正しい生活を心がけることも大切ですね。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫主任相談員 辻 義夫
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