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中学受験 夏休みを上手に乗り切ろう

中学受験 夏休みを上手に乗り切ろう
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夏休み、受験生にとっては大切な季節ですが、猛暑に注意が必要な季節でもあります。
2018年の夏は、太平洋高気圧、チベット高気圧という2つの高気圧の張り出しが重なったタイミングが"猛暑"のピークとなっています。
ここでは「夏休みを上手に乗り切ろう」をテーマにお話しします。

猛暑の対策

夏休み、猛暑には気をつけたいですね。

外で運動したり遊んでいるときだけ注意しておけばよい、という問題ではありません。
塾や習い事に向かうだけで、想像以上に体力を消耗するものです。
夏期講習の授業に集中するためにも、移動中もこまめに水分をとる、熱中症の予防になる帽子をかぶるなど、気をつけたいですね。

年々暑さは増し、生活にもたらす影響も大きくなっています。
勉強に関してもやる気がわかなかったり、眠気に襲われることもあるでしょう。
1度体調を崩すとなかなか体調も本調子に戻りにくく、学習面での遅れも出かねません。
体調がすぐれない時は、しっかり休息する勇気を持つことも大切です。

睡眠時間はきっちり確保し、
「あまり体調が優れないのかな?」
「ちょっとバテているかも」
と感じたら、復習や宿題が残っていても休息をとらせてあげましょう。

「うちの子は体が丈夫だから大丈夫」
「どうにかなるでしょう」
ではなく、いろいろな可能性を考えて学習やスケジュールを考えたいですね。

夏にやるべきこと

とはいえ、夏休みのは一年の中でも学力の差が開きやすい時期です。
塾の夏期講習の成果を期待したいですね。

まずは、お子さんが通っている塾の夏期講習がどのような性質のものかを知ることが大切です。
たとえば大手進学塾である日能研の夏期講習は、これまでの復習が中心です。
一方、四谷大塚や早稲田アカデミーの夏期講習は、復習に加えて一部予習範囲を含みます。
サピックスのカリキュラムは、夏期講習を含めてひと続きになっており、夏だからといってカリキュラムが止まって復習するというわけではありません。

次に注意すべきは、「あたふた学習」にならないようにということです。
たとえばサピックスの5年生の夏期講習では、算数の授業は14回あります。
夏期講習は全部で20日間ありますから、算数の授業は2日に1回以上の割合であります。

つまり、ふだんは一週間にひとつの単元を学習するのに対して、夏期講習中は3〜4つの単元を学ぶことになります。
だから、ふだんにもまして「次の授業までになんとか宿題をこなす」という勉強のしかたになりがちなのです。

理解、納得をともなった学習になっているか、ときどき親御さんが確認して上げる必要があります。

「どうしてそうなるか教えてくれる?」

ふだんどおりのこのような声かけが効果的です。

家庭学習ではいつも以上に基礎をしっかり固め、曖昧な単元やうろ覚えの箇所を中心に"できる問題""確実に解ける問題"に変えることを意識しましょう。
私がよくお伝えする「◯△×勉強法」を試していただいてもよいでしょう。

◯△×勉強法

夏期講習で習ったこと、習った問題、解いた問題に関して、以下のような記号をつけます。

よくわかった、次に出てきたら自分で解ける自信がある・・・◯
わかったけど、次に出てきたら自分で解ける自信がないorわかりづらかった・・・△
わからなかった・・・×

この中で、△がついた問題を◯に変えることを最重要の課題として勉強するのが「◯△×勉強法」です。

いま曖昧な箇所をそのままにしておくと、克服していくのがどんどん困難になっていきます。
だからこそ◯や×の問題には労力をかけず、△の問題に力を注ぐのです。

やるべきことを把握させる

むやみに「勉強しなさい」と言っても、なかなかお子さんのやる気は高まりません。
むしろ逆効果になることが多いことは、多くの親御さんが経験的に知っていると思います。
また、勉強時間が長いから偉いわけでも、結果に繋がるわけでもありません。

短時間でも、今必要な学習にお子さんが高いモチベーションで取り組めるかが大切です。
そのためにも上記の「◯△×勉強法」なども活用して、やるべきことを絞り込むことが大切ですね。

6年生はなかなか難しいかもしれませんが、夏休みは机の上の学習だけでなく、家族で楽しむことも大切です。

「夏休みは勉強ばかりだから嫌だなぁ」と思っていては、始まりからやる気も半減します。

がんばる時は全力でがんばる。
楽しんだり思い出を作ることも夏休みの醍醐味。

体調を万全にして、有意義で成長のある夏にしたいですね。

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主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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