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なぜ中学受験させるの?

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更新: 2017年05月09日 公開:

これから中学受験を検討しようと言う方にとって、
「中学受験をすることにどんな意味があるのか」
と一度立ち止まって考えてみることは非常に重要です。

この世に生を受けてほんの12年ほど、まともに字を書いたり数え始めたりしてからはたった6、7年しか経っていない状況で、人生の中でこの時期しかチャレンジできない中学受験に向き合うわけですから、
「周りが受験するからウチもやっとこう!」
では少しもったいないと思いませんか?
せっかくの機会ですから、中学受験について一度立ち止まって考えてみましょう。

とは言っても、何が何でも中学受験をしましょうということではありません。
もちろん、中学受験をするメリットはたくさんありますが、それ以前にお子さんの成長過程は千差万別です。
中学受験の合格はひとつの通過点ではありますがゴールではありません。
お子さんの成長をそばでご覧になっていて、合格に手が届きそうにないと感じられたとき、無理に受験を続けるのではなく、お子さんの成長を加速させる一つの取組みとして中学受験をもう一度見なおしてみても良いわけですし、受験そのものに拘る必要も全くありません。

中学受験にかぎらず、どんな出来事であってもお子さんの人生の主人公はお子さんで、脇を固めるのはそのご家族です。
中学受験や塾、学校、まわりの意見に振り回され翻弄されるのではなく、主導権をいつもお子さんとご家庭の手から離さないように心に留めおいていただければと思います。

さて、では中学受験のメリットですが、私立の六年一貫校からの大学進学率の高さが上げられます。
ここで言う大学進学率とは、国公立大や私大トップ校への現役合格率です。

公立高校のトップ校も、もちろん高い進学率を誇っているわけですが、重要な点は、
「中学高校の六年間を大学受験に向けたカリキュラムで学習できる」
六年一貫校か、
「中学校で高校受験のための学習を行い、高校入学から大学受験の学習を行う」
いわゆる公立校なのかの違いです。

大学受験合格という視点で見てみれば、六年一貫のメリットの大きさは言わずもがなです。
もちろん高校受験を行うことで、三年毎の区切りをつけた生活環境と学習を進められるという公立校のメリットも有りますからどちらが優れているという話ではありません。
お子さんの6年間をどのように使うかという視点で考えてみていただければと思います。

また、大学の付属中であれば、いわゆるエスカレーターで大学受験すらしなくて済むかもしれません。
この場合、お子さんのこれからの時間を10年の区切りで見ることもできるということですね。

まさにお子さんの人生をどの様に設計するのかという話です。

ここでお子さんに
「どうしたい?」
と聞いても、それこそ生まれて12年ほどで明確な人生設計の出来ているお子さんはほんの一握りです。

お父さんお母さんが、
「この子にはどんな人生を歩んで欲しいか?」
という点でまず意思を明確にお子さんに伝えて、そこから一緒に中学受験について考えて見ていただきたいと思います。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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