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中学受験 音読が合格のカギになる!?音読のススメ

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公開: 最終更新日:2021年07月21日

中学受験の勉強において、国語に限らず学習効果の高いことがらの1つが「音読」です。
ここでは、音読の学習効果について考えてみたいと思います。

「音読」が学習に役立つ!

音読が役に立つのはどの教科だと思う?」と聞くと、子ども達は、「国語かなぁ?」と首をかしげながら答えます。
音読は、今みなさんに認識されているよりも、もっと学習に取り入れてほしい勉強法の1つです。

音読するには、その先の文章を目で追っていかなければいけません。それには視野を意識する力が必要になります。
意識は一点におくだけでなく、周りから、視野視野からも情報をとり入れなければなりません。

音読を続けていると、そういった力が身についてきます。
子どもは、きちんと音読ができるようになって初めて黙読ができるようになります。

音読を続けてすることで、黙読による読解力も養われ、全教科の力を大きく伸ばすことができます。

いつからいつまで続ければいい?

音読は、読み聞かせの次の段階としていつから始めても大丈夫です。
最初は、簡単なものや興味のある内容のものから始めてみましょう。
中学受験の勉強を始める前の低学年のうちから習慣づけているといいですが、遅いからもう間に合わないというものでもないので、気づいたら時点からでも取りかかってみましょう。

1日何時間もする必要はありません。
10分から15分、眠る前でもいいので、無理なく習慣にしてください。

理科や社会は暗記だけ?

音読は全ての教科の力をアップしてくれます。
「理科や社会は暗記だからあまり関係ない」と思われがちですが、実は暗記だけでは乗り切れません。
長文の文章問題や図形を使った問題、資料を読み解きながらイメージしなければならない問題も多いのです。
そんな問題にも、音読による読み取り力の強化は役立ちます。

新聞くらいの活字の大きさのものをしっかり音読できると素晴らしいですが、小学生新聞などが内容も充実していて読みやすく、おすすめです。
あれもこれもと音読をさせるのではなく、お子さんのやる気や興味のあることと照らし合わせながら選ぶといいですね。

音読は学習に良い効果がたくさんあります。

ダラダラと読むのではなく、はっきりと発音し、滑舌をよくするように意識してみましょう。

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