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中学受験 ゲームやテレビとどう付き合えばいいの?

中学受験 ゲームやテレビとどう付き合えばいいの?
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中学受験をするお子さんにとって、塾の復習や宿題など、毎日何かしらの勉強をしていると思いますが、もちろん勉強だけでなく、息抜きや余暇の時間も必要です。

ここでは、中学受験生とゲームなどの娯楽について考えてみたいと思います。

大切なのは与える、与えないより、ルールを決めること

「休憩する時間は好きに時間を過ごしたい!」

「ゲームをしたい!」

「テレビを見たい!」

お子さんによって「息抜き」の楽しみ方は様々です。

そんなお子さんの「息抜き」について、親御さんからのご相談が多いのは、ゲームに関することです。

"ゲームを与えるか与えないか"というご相談です。

毎年本当によくあるご相談です。

ゲームを与えるのがよいとかよくないとか、本質的な問題はそこではないと私は考えています。

よくないのは、ルールを決めずに与えてしまうこと。
そして、たとえば成績が下がったなどの理由で取り上げてしまうと、お子さんの気持ちには大きな不満が残るでしょう。

与えるなら最初に

「塾の偏差値が◯◯より下がったら、次のテストまではゲームはお休みだよ」
「5年生の夏休みくらいから受験勉強が大変になるようだから、いったん受験が終わるまでゲームはやめようね」

といったルールを決めるのがよいでしょう。

ゲームに限らず、テレビやマンガなどについても同じです。

受験直前までゲームやマンガを「息抜き」として許していたご家庭も、これまで多く見てきました。
その中でも、受験をうまく乗り切ったご家庭には、それぞれルールがありました。

たとえばあるご家庭では「ゲーム機の充電は週1回」というルールを決め、充電器は親が管理しておられました。
するとお子さんの方も工夫して時間をやりくりし、いかに自分の時間を使うか考えるようになりました。

別のご家庭は、意識的に早い時期からゲームを与え、そのかわり受験期はゲーム無しで過ごさせるという工夫をしていました。
低学年のときにたっぷりゲームで遊んだからか、高学年では「なくても別に平気」になったようです。

このように、うまくゲームなどの娯楽と付き合うには、ルールを決めて親子で守ることが大切なのです。

「息抜き」は必要

大切なのは、「ゲームを与えたら成績が下がるのか」ということではありません。
ゲーム以外にも、日常の中にはテレビやマンガなどの娯楽は溢れています。
それらとどう付き合うかが大切なのです。

お子さんの一日の時間を勉強だけで埋めつくせば成績が上がるかというと、おそらく逆でしょう。
適度な「息抜き」がなければ、息が詰まってしまいますね。

その「息抜き」の選択肢の1つとしてゲームを使わせるなら、使い方を親子で話し合って決めることです。
無条件に与えてしまったあとで、状況によって制限したり取り上げたりと「場当たり的」に対応するのがもっともよくありません。

中学受験は家族の受験

お子さんに中学受験をさせると決めたご家庭、その理由は様々だと思います。
お子さんご本人が「◯◯中学校に行きたい!」と希望した場合もあれば、なんとなくまわりの友達が塾に行っているのを見て「僕も行きたい」と言い出す場合もあるでしょう。

しかしいずれの場合でも、最終的な「受験させる」と言う判断は、ご家庭の方針として決めたはずです。
お母さんは中学受験に積極的なのに、お父さんは「中学校は公立で十分だ」といった考え方だったら、お子さんはどうしていいかわかりません。

ゲームに関しても同じです。
お母さんとお父さんの言うことが違ったり、お子さんには「ゲームはダメ!」なのに親が家でスマートフォンをいじってばかりだとしたら、お子さんのモチベーションは上がりません。

テレビに関しても同じです。
見る時間や番組など、ルールを決めたのなら、大人もそのルールは守るべきです。

ごきょうだいにも訳を話し、ある程度協力してもらうことも必要になります。
小さなお子さんがいるご家庭は大変ですが、できるだけお子さんが勉強に取り組みやすい環境を整えてあげることも大切なことです。


さて、ここまでゲームやテレビなどの娯楽との付き合い方について考えてきましたが、いかがでしたでしょうか。
一度、ゲーム・テレビ・マンガなどの娯楽とうまく付き合い、適度に息抜きをしながら受験勉強を乗り切っていく工夫を、ご家族で話し合ってみるといいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫主任相談員 辻 義夫
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