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中学受験 子どもを失敗させる親とは

中学受験 子どもを失敗させる親とは
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中学受験を目指す際、お子さんの努力はもちろん大切ですが、親のサポートがなければ志望校への合格は困難です。
ここでは、子どもの受験を失敗させる親の行動をご紹介していきます。

見栄で難関校ばかり受けさせる親

中学受験の段階では、子どもの意見と同じくらい親の意向が進学校を決めるときの大きな要因になります。
その際、親が学校のブランドや知名度ばかりを見て、子どもにとって実力以上、あるいはぎりぎりのところばかりを狙わせるというケースが失敗例にはとても多いのです。

親にすれば、「できるだけ上の学校を狙ってほしい」という気持ちになりがちですが、ここは冷静になりたいところです。実力ぎりぎりの学校ばかりの受験計画では、下手をすると全滅という結果にもなりかねません。

また、親はできるだけ良い学校に行かせたいと思うあまり、併願する学校のランクも上げる傾向にあります。
その結果、第一志望に落ちたショックで似たようなランクの第二、第三志望の学校まで落ちてしまうケースも少なくありません。
このような結果では、子どもの自尊心は傷つきますし、進学した後にもしこりが残ります。

そこで、志望校の偏差値は幅を持たせ、特に「前受け校」などは現在の偏差値よりも10~15程度低いところも受けさせるようにして、受験への恐怖を和らげるようにします。
合格した成功体験は第一志望の中学を受ける時にも強い力になるでしょう。
また、本人が行きたい学校を選ぶのもモチベーションの維持に役立ちます。

塾にまかせきりにする親

受験に際して、子どもの勉強を塾に丸投げしている親がいます。
そのような親は、子どもがどのように頑張っているのか見えづらく、成績や偏差値、合否の結果だけで評価しがちです。
このような状況では、頑張っても成績が伸びないときなどに親から正当な評価を得られないと子どもが感じ、精神面でも悪影響が出てしまいます。

一方、合格しやすい家庭というのは、子供の勉強内容を親がしっかりできています。
塾では受験対策をしてもらえますが、複数の子どもたちの勉強を見ているため、家庭のようなきめ細かいサポートはできません。

一方、家庭では自分の子どもだけを見ることができますので、実際に勉強を教えることはできなくても、その子の弱点の発見や興味を持っていることへの気付き、勉強しやすい環境づくりなどのあらゆる面でのサポートができるのです。

だらだらと勉強時間を伸ばすのではなく、苦手な部分を中心的に学ばせたり、食事や睡眠時間など規則正しい生活を管理することで、子どもの集中力もアップします。

不合格を引きずる親

どんなに頑張っても、受験というのは一発勝負ですので、志望校に不合格という結果になってしまう子どもも必ずいるものです。
その時に、子どもは次に向けて意外と早く立ち直るものですが、親がいつまでもショックを引きずっていることがあります。

子どもからすれば、親がショックを受けているという事は自分が否定されたと感じることつながり、前向きになれるきっかけを失います。
一見、不合格でショックを受けている親は子どもを気の毒がっているようにも見えますが、ショックを受けるよりもまず子どもを慰め、励ますべきです。

親が落ち込んでいるのは、自分が考えていた将来の予定が狂ったと感じていること、周囲の子どもと比べて負けたような気持になっていることなど、親自身に起因していることが多いのです。

まずは子どものことを第一に考えて、次に向けて頑張れるように、子どもの受験前から最悪の状況も考えてシミュレーションしておきましょう。
仮にここで第一志望に受からなかったとしても、その時に立ち直った経験はもっと大きい舞台で役に立つはずです。


このように、親が子どもを支えることで、はじめて子どもを合格まで導くことができるのが中学受験ですが、逆に自分にそのつもりがなくても足を引っ張っているケースもあります。
つねに「中学受験は最終ゴールではなく通過地点」という認識に立ち返り、お子さんの将来に向けてサポートしてあげたいものですね。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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