中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 -> 親の関わり方 -> 中学受験 お子さんのやる気を出させる方法は?

中学受験 お子さんのやる気を出させる方法は?

中学受験 お子さんのやる気を出させる方法は?
このエントリーをはてなブックマークに追加
公開:

中学受験は長い期間の戦いです。
親御さんがお子さんを見て「やる気がない!」と感じることもあるでしょう。
常に「やる気」のお子さんはあまりいません。
やらなければならないことはわかっていても、なかなかテンションが上がらない日もあるのは、大人も同じです。
「やる気を出しなさい!」
そうやってプレッシャーを与えてみても、なかなかお子さんのやる気は出てこないものです。
今回はお子さんの「やる気」について、お話しします。

なぜやる気が出ないのか原因を考える。

やる気がでないのには必ず理由があります。
まずは原因を考えてみましょう。

  • 1. 最初からやる気がない
  • 2. 最初はやる気があったのに無くなった

まずこの2通りにわかれます。

最初からやる気がないように感じる場合は、家族で受験についてもう一度話し合い、考えることが必ず必要です。
「もしかしたらもう少ししたらやる気を出してくれるかもしれない」と、「もしも」に賭けてお子さんが納得していないことを長期間させるのはよくありません。

2の原因はいろいろ考えられます。

  • 頑張っても成績が思うように上がらない
  • 塾に関して悩みがある
  • 家庭に関して悩みがある

などなど...
頑張っても成績が思うように上がらなかったり、授業についていけない場合、お子さんのやる気は一気になくなります。
特に
「中学受験の勉強を始めた4年生の頃はやる気があったのに急にやる気がなくなってしまったように感じる」
というご相談はとても多いのです。
「勉強が嫌いになってきたんだわ」と捉えるお母さんがいますが、本当にそうでしょうか。

小学校5年生の秋口からは特に成績が低下するお子さんが増えます。
これは急激に学習の難易度が上がり、カリキュラムが進むスピードも速くなってくるからです。
そんな時、やる気を起こさせるためにと、今まで以上に問題集を与えたり、間違えた問題を繰り返し解かせたりしてはいけません。
「ちょっと頑張ればできる問題を厳選し「できた実感」を味あわせてあげることが必要です。

一方、塾や学校での人間関係で悩んでいる場合、何をしても身にならない状態になることもあります。
お子さんの成長や気持ちを考えると、このような問題にどこまで親が入っていいのか悩みどころですね。
いつも味方であること、いつでも力になるということを伝え、話を聞いて不安を吐き出させてあげると良いかもしれません。

塾の先生との相性を考えてみることも大切です。
お子さんがワクワクしながら授業を受けられ、側で見ているお母さんも同じ感覚になれる先生がいたら理想的です。
楽しい授業で考える習慣がついていけば成績は必ず伸びます。
お子さんに今の塾が合っているかも、考えてあげなければいけないこともあります。
家庭ではお母さんの声かけが重要です。

重要なのはお母さんのバックアップ

「ゲームや遊びは一生懸命!勉強も同じくらい頑張ってよ!」
よく聞くお話です。
お子さんにそんな言い方をしても逆効果なのは頭でわかっているのに、つい言ってしまいがちです。
お子さんのやる気を無くさせる言葉はなるべく言いたくないですね。

特にテストの点数が悪かった時、結果を責めるのではなく、なぜ間違えたかを前向きにお母さんがお子さんと考えてあげましょう。

やる事が多すぎて何からやれば良いかわからずに、どんどんやる気を失ってしまう場合もあります。
そんなときはお母さんがスケジュールを組んで、解決に向けて協力してあげましょう。

やる事が明確になるだけで、お子さんは学習に集中しやすくなります。
やる気を出してほしいからといって、モノでつるのも良くありません。
何かをしてくれる、与えてくれるから頑張っても、勉強は長続きしません。
知る事や学ぶ事の楽しさやワクワクする気持ち、成功や達成する体験を増やしてあげることが重要です。

子どものやる気スイッチ

やる気スイッチは無いと考えています。
重要なのは小さな階段をたくさんつくってあげること。
先にも述べたように、少し頑張ればできそうな事を勉強でもプライベートでも多く作り、成功する喜びや達成感を感じさせてあげることで、子どものやる気は生まれてきます。

他のお子さんと比べるのではなく、お子さんの長所を探し、良い部分を口に出してたくさん褒めてあげてください。
「言わなくてもわかっているはず」と考えて省略せず、言葉にして伝えてもらえることがお子さんの自信となり、やる気に変わります。

また家族の時間は重要です。
同じ空間で本を読んだり新聞を読んだり、時には意見を言い合ったり、そんな時間はお子さんの刺激になります。
考え、感じ、自分の意見を述べる中で、学ぶことに対してのモチベーションが上がることはよくあります。

お子さんのやる気は家族との幸せな時間の中から生まれます。
「中学受験は家族の受験」とよく言われます。
それは家族みんなで学び、成長する素晴らしい経験でもあります。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
メルマガ会員限定特典メルマガ会員限定特典
Copyright (c) 2008- 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.