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要領のいい子は要注意!?子どもの得意がつまずきの原因?

要領のいい子は要注意!?子どもの得意がつまずきの原因?
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長く続く中学受験の勉強、お子さんの長所だと思っていた部分も、学習のしかたによっては注意しなければならなくなる場合があります。

もちろん、長所はより伸ばしてあげたいですね。
長所も、また短所だと思っていることも、お子さんの個性です。
学習とうまく折り合いをつけられたらいいですね。

では、お子さんの長所が、実はつまずきの原因にもなりかねないということとは、どんなことなのか。
今回は、そんなテーマでお話ししたいと思います

要領がいいお子さんの注意点

要領がいいお子さんは、なんでも素早くこなし、それは素敵な長所と言えます。
要領のいい子は、概して頭の回転が早く機転が利く子が多いのです。
自分の要領の良さに自信も持っているお子さんもいます。

しかし要領がいいことが裏目に出て、高学年になったときにつまずき、伸び悩みにつながってしまうことがあるのです。

テストには制限時間があります。

だからお子さんは焦るのですが、問題をきちんと読み終えずに解き始めたり、答えを出す速度だけにとらわれては、ミスが多くなってしまいます。

学年が上がるごとにどんどん難しくなる学習内容。
しっかりと問題を読み、求められていることを理解して、落ち着いて問題と向き合うことができなければ解けない問題が、高学年になるほど多くなってきます。

問題を理解するまではしっかりと時間をかけ、計算の仕方や解き方を工夫してすばやく処理する練習をすることが必要になってくるのです。

でまかせ思考になっていない?

お子さんの直感やひらめきには、時は驚かされることがあります。

しかしそればかりになってしまうと、注意が必要です。

問題をしっかり読んで熟考しなければ解決できない問題まで"直感"で答えを出してしまうようなケースです。
"なぜこの答えが出たのか"ということに、しっかりした返答ができない。
それでは、いくら答えが合っていても"理解している"とは言えません。

そういった"でまかせ思考"で答えを出すお子さんが実は多いのです。
ひらめきや直感だけで問題を解く癖が付くと、入試問題の難問に打ち勝つことはできません。

なんとなく答えを出すのではなく、1つずつ"気づき"を知識に変えていく「スローな学習」を意識する必要があります。
計算やパターン問題、いわゆる「3行問題」はすばやく処理、大問はじっくり取り組むといった「スピーディーな学習とスローな学習」のメリハリを意識することが必要なのです。

確実にスキルアップする

成績を上げるため、志望校に合格するためには、実力を確実に得点に変えていくことが必要です。

そのために、必ず必要になることがあります。
それは「習慣」です。

「問題を最後までしっかり読み切る」こと、それから解き始める習慣を身につけたいですね。

流し読みをしたり、なんとなく問題を最初だけ読んで「こういうことだろう」と推測で考えて答えを出すのを防ぐための習慣です。

そして、もう1つ身につけたいのは、「答えを書く前に設問文を読み直す」習慣。
問われていることと、自分が出した答えが合っているかを確認する習慣をつけましょう。

そして、

  1. 自分の言葉や頭にある知識をしっかり使って考えようとすること
  2. 工夫しよう!という気持ちや意欲を持って解くこと
  3. 「なるほど!」と解きながら学び、楽しむ姿勢で解くこと

この3つを忘れずに、中学受験の勉強を楽しんでもらえたら、日々の受験勉強がより楽しく、身になるものと思います。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫 主任相談員 辻 義夫
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