場合の数 その3 ~基本は大事の巻~
柘榴!
お元気ですか。

ザクロ。
もうすぐしたら割れて、鮮血のような色の実が見られそうです。
口に含んでかむと、甘酸っぱい果汁が広がります。
「万緑叢中紅一点」
「紅一点」と省略されますが、
緑の草むらの中に咲く一輪のザクロの赤い花のことで、
元来は異彩を放つものをさす言葉です。
現在は、男性の中の女性が一人混じった状態のことをいいますね。
「余事象」も、全体の中のあるもの以外という意味ですから、
まさしく紅一点(この使い方、正しい?)です。
というわけで、今回も場合の数の問題です。
【問題1】
次の図の「ア」から「ウ」まで線にそって最短で進む方法は何通りありますか。

前々回にも似たような問題がありましたが、
これも低学年ならば、「なぞって」答えてもらってOKです!
でも5年生以上でしたらもう一工夫!
「ウ」を通る場合は、4×3=12通り
「ウ」を通らない場合は、1通り
なので、12+1=13通り です。
ここで、大切なチェックポイントがあります。
お子さん、最後はたし算になっていますか?
もし、12×1=12 としていたら、今すぐ樹形図からやり直しましょう!
次の図のように、経路にA~Hまでの名前をつけておきます。

そして、ア→ウの樹形図をかいてみると…、

なので、「12+1」ですね。
このこと、「和の法則」といいます。
「積の法則」、「和の法則」の使い方は、中学生でも難しいようです。
樹形図を学ぶこと、かくことがなぜ大切かというと、
1.樹形図で横の線でつながっている部分は「かけ算」ですし、
2.たてに13個の答えがならんだから、たて方向は12+1の「たし算」になることを
感覚として自分の中に植えつけることが可能だからです。
この樹形図の形状をイメージして「場合分け」をノートに書くと、
自然と、かけ算とたし算の区別が付けられます。
【問題2】
0から5までの6枚のカードがあります。この6枚のカードから3枚のカードをならべて作ることのできる、3けたの偶数は何個ありますか。
偶数は、一の位の数が2の倍数ですから、一の位の数で場合分けをします。
一の位の数が「0」の場合
百の位の数 十の位の数 一の位の数
5 × 4 × 1 =20個
一の位の数が「2」か「4」の場合
百の位の数 十の位の数 一の位の数
4 × 4 × 2 =32個
ですから全部で、20+32=52個 です。
場合の数の基本である樹形図は、このようなところで活躍します。
低学年のお子さんや、場合の数が苦手というお子さんには、
この樹形図のかき方から教えてあげてくださいね。
では、最後にこのブログの「第50回」を記念して、樹形図練習用のおまけです。
【問題】
赤、白、青のおはじきがそれぞれたくさんあって、左から順に1列にならべていきます。ただし、赤の次は必ず白、白の次は必ず青をならべます。全部で4個のおはじきをならべるとき、そのならべ方は何通りありますか。(神戸女学院中 平成12年 一部改題)

(解答)
次のような樹形図をかきます。(高学年向けの別解は図の下にありますよ。)

答え 17通り
(別解)

お元気ですか。

ザクロ。
もうすぐしたら割れて、鮮血のような色の実が見られそうです。
口に含んでかむと、甘酸っぱい果汁が広がります。
「万緑叢中紅一点」
「紅一点」と省略されますが、
緑の草むらの中に咲く一輪のザクロの赤い花のことで、
元来は異彩を放つものをさす言葉です。
現在は、男性の中の女性が一人混じった状態のことをいいますね。
「余事象」も、全体の中のあるもの以外という意味ですから、
まさしく紅一点(この使い方、正しい?)です。
というわけで、今回も場合の数の問題です。
【問題1】
次の図の「ア」から「ウ」まで線にそって最短で進む方法は何通りありますか。

前々回にも似たような問題がありましたが、
これも低学年ならば、「なぞって」答えてもらってOKです!
でも5年生以上でしたらもう一工夫!
「ウ」を通る場合は、4×3=12通り
「ウ」を通らない場合は、1通り
なので、12+1=13通り です。
ここで、大切なチェックポイントがあります。
お子さん、最後はたし算になっていますか?
もし、12×1=12 としていたら、今すぐ樹形図からやり直しましょう!
次の図のように、経路にA~Hまでの名前をつけておきます。

そして、ア→ウの樹形図をかいてみると…、

なので、「12+1」ですね。
このこと、「和の法則」といいます。
「積の法則」、「和の法則」の使い方は、中学生でも難しいようです。
樹形図を学ぶこと、かくことがなぜ大切かというと、
1.樹形図で横の線でつながっている部分は「かけ算」ですし、
2.たてに13個の答えがならんだから、たて方向は12+1の「たし算」になることを
感覚として自分の中に植えつけることが可能だからです。
この樹形図の形状をイメージして「場合分け」をノートに書くと、
自然と、かけ算とたし算の区別が付けられます。
【問題2】
0から5までの6枚のカードがあります。この6枚のカードから3枚のカードをならべて作ることのできる、3けたの偶数は何個ありますか。
偶数は、一の位の数が2の倍数ですから、一の位の数で場合分けをします。
一の位の数が「0」の場合
百の位の数 十の位の数 一の位の数
5 × 4 × 1 =20個
一の位の数が「2」か「4」の場合
百の位の数 十の位の数 一の位の数
4 × 4 × 2 =32個
ですから全部で、20+32=52個 です。
場合の数の基本である樹形図は、このようなところで活躍します。
低学年のお子さんや、場合の数が苦手というお子さんには、
この樹形図のかき方から教えてあげてくださいね。
では、最後にこのブログの「第50回」を記念して、樹形図練習用のおまけです。
【問題】
赤、白、青のおはじきがそれぞれたくさんあって、左から順に1列にならべていきます。ただし、赤の次は必ず白、白の次は必ず青をならべます。全部で4個のおはじきをならべるとき、そのならべ方は何通りありますか。(神戸女学院中 平成12年 一部改題)
(解答)
次のような樹形図をかきます。(高学年向けの別解は図の下にありますよ。)

答え 17通り
(別解)


