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第一志望校のコースがなくても日曜特訓には参加すべき?

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中学受験 2018年07月27日11時53分
夏休み。
6年生は「大忙し」の夏期講習になると思います。
塾の授業は、徐々に「演習型」に変わっていきます。
これまでの授業が「インプット中心」だったのが「アウトプット中心」に変わっていくということです。
6年の夏の段階で、受験に必要な基礎知識はすべて習ってしまっている塾が多く、ここからは実際に問題を解けるよう練習していくということです。
さて、夏期講習からすでに志望校別の授業になっている塾もあれば、夏期講習は平常と同じようなクラス分け、9月からの日曜特訓が本格的な志望校別の授業となる塾もあります。
多くの塾で9月から日曜日に行われる「志望校別特訓」なのですが、ちょっと困ったことがあります。
それは、お子さんの志望校に対応する特訓コースの設定がない場合があるということ。
いわゆる御三家などの難関校や人気校については学校名を冠したコースがあるけれど、それ以外の学校ついては設定がなく「難関中コース」などの名称で「その他諸々」という編成になっているコースを受講すべきかどうかです。
■志望校に特化していないコースで授業を受ける意味
第一志望校のコースが設定されているなら問題はないのですが、ない場合はどうすればいいでしょうか。
塾としては「受けなくていいよ」とは言えません。
しかし単純に考えて、数人〜数十人のコースのメンバーそれぞれの第一志望校がバラバラということは、「志望校対策」にはなりません。
みんなが、自分が受験する学校の出題傾向とかけ離れた問題まで演習することになり、どうしても無駄は出ます。
では、自分の第一志望校に特化していないコースの授業に参加する意味はあるのでしょうか?
あるとすれば、まわりの受験生との「切磋琢磨」でしょうか。
夏は受験の天王山とは言われますが、子どもたちは塾でそんなにピリピリしているわけではありません。
どちらかというと、「塾で仲間たちに会うのが楽しい」という感覚です。
それでも、皆それなりに志望校に向かってがんばっているわけですから、その中に身をおいてがんばるという選択もありです。
■無駄な時間を極限までなくすには
逆に考えると、ひとりでもがんばれるモチベーションが本人にあり、ご家庭が個別指導や家庭教師などを利用できる状況にあるなら、塾の特訓ではなく個別の志望校対策だってできるわけです。
入試直前まで塾の平常授業は続きますから、切磋琢磨はそちらで。
週末は家や個別指導の教室で志望校対策、というスタイルです。
こうなると、無駄を極限までなくすことができます。
お子さんの志望校の問題傾向、レベルから逆算して、入試までに何をどの順で学習していくか。
これはお子さんの現状と志望校合格のレベルとのギャップによって変わってきます。
ここで大切なのは、ここまで書いてきたことが確実に実行可能な個別指導の教室(講師)、家庭教師を選ばねばならないということです。
私もSS-1で長年このような「オンリーワンの志望校対策」をやってきましたが、経験、ノウハウがないと難しいものです。
受験学年の後半、もしも真剣に検討するなら、まずは個別指導教室、家庭教師の業者選びからです。
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国土地理院「地図と測量の科学館」にある地球ひろば。
手前の球体が月、遠くに見える青い球体が地球。実際の大きさ、位置関係をそのまま縮小したもの。
日食や月食がいかに「レア」なものか実感できます。
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中学受験 / かしこい塾の使い方 / 志望校対策 / 日曜特訓 2018年07月27日11時53分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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