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「夏の総括」テストで結果を出す準備を

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かしこい塾の使い方 2019年08月19日11時49分
夏休みもあと2週間。
相変わらず厳しい暑さが続いていますが、9月に向けて準備を進めていきたいですね。
サピックスでは、あと一週間でマンスリーテストです。
日能研、四谷大塚などでも8月末、9月はじめにはテスト。
この夏の成果をテストの結果として出したいことと思います。
「あんなに夏休みがんばったのに、テストの結果が・・・」
そんなご相談は、毎年この時期に多く寄せられます。
なんとかテストで結果を出すために、今すぐできることを今回は考えてみます。
8月末のテスト、すべてではないにしても、その出題内容は8月の学習内容を反映したものです。
まずは、この夏に何を学習したかをしっかり思い出しておく必要があります。
夏期講習のテキスト、そしてノートを出し、どんな単元を学習してきたかを確認します。
問題を解く必要はありません。
まずは「何を学んだか」を思い出しましう。
7月、8月前半に習ったこと、すでに記憶がおぼろげになっている単元もあると思います。
「ああ、こんなことを勉強したんだったな」
そうやって記憶を蘇らせましょう。
その上で、どの単元の何をやり直すかを決めるのです。
・授業を聞いて分かりづらいと感じたところ
・講習会の小テストで結果が悪かったところ
・いま見直してみて、「どんな内容だったっけ」と感じるところ
そんな視点で、テストまでにやるべきことを決めます。
具体的に問題を解き始める前に、まずは塾でとったノートを見返してみます。
見返してみて、内容を具体的に誰かに説明できるか、試してみるのもよいと思います。
お父さん、お母さんも協力してあげましょう。
「先生はこのとき、どんなことを言ってた?」
「この問題の『ポイント』って、どんなところなのかな」
そんな声かけも効果的です。
どうしてもわからない単元、問題は誰かに聞いて解決するのが早いですが、塾の先生に質問できそうでしょうか。
この一週間、二週間でできることはたくさんあります。
夏のおわり、「夏の総括」を意識してみてください。


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南伊豆町、伊豆石の石切り場跡にて。
この険しい山中から巨大な石を切り出して運搬した、という事実に驚きます。
みなさん、この夏は「発見」があったでしょうか。
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かしこい塾の使い方 2019年08月19日11時49分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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