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受験経験で得られるメリット、一生モノの力とは

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お子さんに中学受験をさせると決めてから、その大変な受験勉強を子どもに経験させることが「かわいそう」だと感じる親御さんもいるかもしれません。
でもそれは本当にそうでしょうか。
ここでは、中学受験の経験で得られる一生モノの力についてご紹介します。

受験勉強をさせるのは「かわいそう」なことではない

中学受験をすることによって、子どもはひとつの目標に向かって必死で努力することを学びます。
それだけではなく、計画を立てて実践していくことや難問に粘り強く挑戦すること、前向きに努力できる気持ちのコントロールなど、学べることがたくさんあります。
これらは実社会に出ても必要な力であり、またどんな仕事に就いても役立つ力です。

つまり、中学受験をさせることは、決して「かわいそう」なことではないのです。
むしろ、これらの力を学ぶことなくなんとなく社会に出てしまうほうが、子どもにとってかわいそうなことではないでしょうか。

中学受験は「土台」を作ってくれる

お子さんを塾に通わせることに親御さんが罪悪感を持ってしまうと、どうしても子どもがしんどいときに「これが終われば楽になるから」「今だけがんばればいいから」という励まし方をしてしまうかもしれません。
でもそれは、「中学に入学すれば、あとはあまり勉強しないですむ」「付属中学に入学できたら、勉強しなくても大学に入れる」と子どもが誤解してしまうことにつながります。

レベルの高い学校に入って質の高い勉強をすることになるのですから、そこで力を発揮するためには、さらに努力を続ける必要があります。
それができる子どもたちが集まるからこそ、「難関校」は結果的に難関大学への進学率も高いのです。
中学受験は、論理的な思考力や精神的な強さをつくる「土台」を作ってくれるのではないでしょうか。

中学受験の特殊性

中学受験の最大の特徴は、子どもの力だけではできないこと。
高校受験や大学受験と大きく違うのは、親のサポートが必須だということです。
たとえば、子どもと一緒に先の予定を見据え、そこから逆算してスケジュールを立てるのは親の役割です。
これは仕事のスケジュール管理、ビジネス用語でいう「PDCAサークル」(Plan-Do-Check-Action)と同じです。これを小学生がひとりで行うのは無理なことだと思います。

中学受験をするなら、入試当日まであと何日なのか、それを逆算してやるべきことを考えていくことになります。
入塾テストや毎月のテストへの準備、翌週の授業のための予習、その日の復習、テスト後のテスト直し、教科ごとに出される宿題、さらに学校の授業や宿題、行事など、1日、1週間、1ヶ月、1年、3年という単位それぞれにスケジュール管理が必要です。

スケジュールを立てるのも、それを実践するのも、もしかしたら仕事以上に大変なことかもしれません。
なぜなら、それを実行するのが大人ではなく、若干10〜12歳の子どもだからです。
でも、そうした3年間を経験することは、子どもにとって大きな糧になるだけでなく、親も一緒に成長することができるのです。

中学受験で得られるものの大きさ

たしかに、中学受験をすることによって、友達と遊ぶ時間やスポーツに熱中するなど犠牲にするものはあるのかもしれません。
でもそれ以上に、中学受験で得られるものがあるということを親が理解したうえで、子どもと一緒に取り組んでいくとよいと思います。

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主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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