2015年 中学受験対策 筑波大学附属駒場中 1
第186回 「筑波大学附属駒場中 2014年」1

今回からは「筑波大学附属駒場中 2014年」の問題研究です。
筑波大学附属駒場中の入試日程は、東京都の中学入試の第3日目です。
そのため、多くのお子さんが狭き門をくぐろうと、毎年、熾烈な競争になります。
以前は国立大学の付属系には「抽選」がつきものでした。
しかし国立大学が独立法人になったためか抽選は廃止傾向にあり、
筑波大学附属駒場中でも近年実施されていません。
純粋な実力勝負です。
その筑波大学附属駒場中の入試の2014年は、
343点/500点(内、調査書100点)が合格最低点でした。
ちなみに、2013年は373点、2012年は354点でした。
教科別の点数が発表されないのですが、
70%程度の得点は必要だと思われる中学です。
2014年度の問題はどの問題を正解すると
70%を超えやすかったのでしょうか?
まずは大問1です。
大問1 次の問いに答えなさい。
(1) 次のように4桁の数が並んでいます。
1番目の数 1111
2番目の数 5432
3番目の数 9753
4番目の数 3074
… …
これらの数の
一の位は、1から1ずつ増えていく数1、2、3、4、…の一の位の数です。
十の位は、1から2ずつ増えていく数1、3、5、7、…の一の位の数です。
百の位は、1から3ずつ増えていく数1、4、7、10、…の一の位の数です。
千の位は、1から4ずつ増えていく数1、5、9、13、…の一の位の数です。
(ア)100番目の数を答えなさい。
(イ)1番目から100番目までの数のうち、6の倍数は何個ありますか。
(2)次のように6桁の数が並んでいます。
1番目の数 111111
2番目の数 765432
3番目の数 319753
4番目の数 963074
… …
これらの数の一の位から千の位までは(1)と同じで、
万の位は、1から5ずつ増えていく数1、6、11、16、…の一の位の数です。
十万の位は、1から6ずつ増えていく数1、7、13、19、…の一の位の数です。
(ア)1番目から2014番目までの数の各桁に、数字「1」は全部で何個ありますか。
(イ)1番目から2014番目までの数のうち、8の倍数は何個ありますか。
数の規則性に関する問題です。
(1)-(ア)は、問題の説明通りに計算すれば解けそうです。
一の位は、1+1×(100-1)=100 なので、「0」です
十の位は、1+2×(100-1)=199 なので、「9」です。
百の位は、1+3×(100-1)=298 なので、「8」です。
千の位は、1+4×(100-1)=397 なので、「7」です。
ですから、100番目の数は、7890です。
しかし、(イ)はこの方法では大変そうです。
受験勉強の中で、
「和や積の一の位の数」が規則的に現れる問題は「表に整理」できる
ことを学びますね。
これを使ってみましょう。

この表から、100番目÷10個=10組 2個×10組=20個とわかります。
ここまで解けば、
(2)の解き方も(1)-(イ)と同じかな、
と予測できます。
(2)-(ア)

2014番目÷10個=201組あまり4番目まで
13個×201組+6個+0個+1個+0個=2620個が答えです。
(イ)も同様です。

2個×201組+1個=403個
2014年度の大問1は、とても取り組みやすい問題です。
計算も複雑ではありませんから、大問1は全問正解が合格の条件ですね。
次回は大問2の予定です。
大問1が比較的楽でしたから、もしかすると…。


今回からは「筑波大学附属駒場中 2014年」の問題研究です。
筑波大学附属駒場中の入試日程は、東京都の中学入試の第3日目です。
そのため、多くのお子さんが狭き門をくぐろうと、毎年、熾烈な競争になります。
以前は国立大学の付属系には「抽選」がつきものでした。
しかし国立大学が独立法人になったためか抽選は廃止傾向にあり、
筑波大学附属駒場中でも近年実施されていません。
純粋な実力勝負です。
その筑波大学附属駒場中の入試の2014年は、
343点/500点(内、調査書100点)が合格最低点でした。
ちなみに、2013年は373点、2012年は354点でした。
教科別の点数が発表されないのですが、
70%程度の得点は必要だと思われる中学です。
2014年度の問題はどの問題を正解すると
70%を超えやすかったのでしょうか?
まずは大問1です。
大問1 次の問いに答えなさい。
(1) 次のように4桁の数が並んでいます。
1番目の数 1111
2番目の数 5432
3番目の数 9753
4番目の数 3074
… …
これらの数の
一の位は、1から1ずつ増えていく数1、2、3、4、…の一の位の数です。
十の位は、1から2ずつ増えていく数1、3、5、7、…の一の位の数です。
百の位は、1から3ずつ増えていく数1、4、7、10、…の一の位の数です。
千の位は、1から4ずつ増えていく数1、5、9、13、…の一の位の数です。
(ア)100番目の数を答えなさい。
(イ)1番目から100番目までの数のうち、6の倍数は何個ありますか。
(2)次のように6桁の数が並んでいます。
1番目の数 111111
2番目の数 765432
3番目の数 319753
4番目の数 963074
… …
これらの数の一の位から千の位までは(1)と同じで、
万の位は、1から5ずつ増えていく数1、6、11、16、…の一の位の数です。
十万の位は、1から6ずつ増えていく数1、7、13、19、…の一の位の数です。
(ア)1番目から2014番目までの数の各桁に、数字「1」は全部で何個ありますか。
(イ)1番目から2014番目までの数のうち、8の倍数は何個ありますか。
数の規則性に関する問題です。
(1)-(ア)は、問題の説明通りに計算すれば解けそうです。
一の位は、1+1×(100-1)=100 なので、「0」です
十の位は、1+2×(100-1)=199 なので、「9」です。
百の位は、1+3×(100-1)=298 なので、「8」です。
千の位は、1+4×(100-1)=397 なので、「7」です。
ですから、100番目の数は、7890です。
しかし、(イ)はこの方法では大変そうです。
受験勉強の中で、
「和や積の一の位の数」が規則的に現れる問題は「表に整理」できる
ことを学びますね。
これを使ってみましょう。

この表から、100番目÷10個=10組 2個×10組=20個とわかります。
ここまで解けば、
(2)の解き方も(1)-(イ)と同じかな、
と予測できます。
(2)-(ア)

2014番目÷10個=201組あまり4番目まで
13個×201組+6個+0個+1個+0個=2620個が答えです。
(イ)も同様です。

2個×201組+1個=403個
2014年度の大問1は、とても取り組みやすい問題です。
計算も複雑ではありませんから、大問1は全問正解が合格の条件ですね。
次回は大問2の予定です。
大問1が比較的楽でしたから、もしかすると…。

