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上位クラスのスタートを狙おう 〜入塾テストの「国語」対策〜

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中学受験 / 取材・出版・セミナー / 国語の学習2018年12月04日12時00分

こんにちは! 小川大介です。

年明け2月から大手進学塾に通い、
中学受験の勉強スタートを考えている現3年生のお子さんが、
入塾テストを受ける時期になりました。

既に11月に受けたよ!という方も多いでしょう。

新年度に向けた入塾テストは、
さらに12月、1月にも実施されます。

大手進学塾では、上位クラスに入ることが、
後々まで有利になりますので、何度かトライをして、
上位クラスで入塾することを計画されるご家庭も増えてきましたね。

では、なぜ入塾テストで上位に入ることが大事なのでしょうか?
4年生の国語のクラスを例に説明しましょう。

大手進学塾で4年生のクラスを担当する先生は、
大きく2つのタイプに分けられます。

一つは、受験学年(6年生)の担当経験があり、
中学受験で求められている国語力を理解した上で、
4年生を担当している先生。

もう一つは、受験学年の指導経験がなく、
塾講師としての力量をこれから高めていくために、
まずは4年生で経験を積もうという段階の先生。

当然、上位クラスを担当するのは、
前者のベテランの先生で、
後者の新人の先生は下位クラスを担当します。

つまり、上位クラスに入れば質の高い授業を受けられますが、
下位クラスの子は塾にとって「お客さん」になってしまうことがあります。

授業の進度や内容も、上位クラスと下位クラスでは差があります。

大手進学塾において、(本部が考える)最も大事な使命は、
「難関中学に何人合格させたか」という実績です。

そのため、塾のテキストは、
上位クラスにいる優秀な子達が、
難関中学にチャレンジしたいと思うような高度な内容に作られています。

でも、塾では学力別のクラスに関わらず、
すべての生徒がそのテキストを使って受験勉強を進めていきます。

上位クラスの子なら理解が早いので、
授業もスピーディーに進み、
難しい記述問題も授業内で取り組めますが、
下位クラスでは文章を読むだけで時間を取られ、
問題練習までたどり着けないこともあります。

このように同じ授業時間でも習う内容に大きな差が生じてしまうのです。

しかし、クラス分けのテストは、
全クラス共通の問題です。
上位クラスの子なら、
授業の復習をするだけで対策がとれますが、
下位クラスの子は、
授業でやったことのない問題を解くことになります。

つまり、下位クラスから上位クラスに上がるのは、極めて難しくなるということです。


だからこそ、大事な入塾テスト。

では、入塾テストの国語はどんな問題が出るのか?
意外とご存知ない方もいらっしゃるので、
ここで簡単に説明をしましょう。

国語で問われる問題(150点満点)は、大きく分けて次の3つです。

① 小学3年生までの漢字(20点)

② 語句の知識問題(20点)

③ 文章読解(110点)

漢字知識は小学3年生までに習う漢字ができていればいいでしょう。
ただし、3年生までに習う範囲の漢字であれば、
上の学年で習う読み方も出題されるので、
漢字は音読みと訓読みの両方を学習しておきましょう。
また、同音異義語などもよく出題されます。

文章読解では、2500字程度の長めの物語が1題(サピックス)、
または物語文と説明文が1題ずつ計2題(四谷大塚)という構成が多いです。

小学校の教科書では、
3000字程度の文章を何回かに分けて読みますが、
入塾テストでは2500字程度の文章を一気に読む必要があります。

また、小学校の国語の授業では、
自分の思ったことを答えたり、
みんなの意見を聞いたりすることが多いのですが、
入塾テストでは「なぜですか?」と設問に対する答え方が求められます。

こうした文章量の多さや問われ方に慣れていないと、
得点にはつながりません。

さらにこれらの高度な問題を
40分の制限時間内に解かなければならず、
問題を解くスピードも鍛えなければいけません。

つまり、入塾テストで高得点をとるためには、
入塾テストに必要な知識を覚え、
小学校のテストとは量も形式も難易度も違う入塾テストの傾向に慣れ、
それをスピーディーに解く練習をしなければならないということです。

ところが、今までは入塾テストに特化したドリルがありませんでした。
そこで、今回、私と同じ中学受験情報局の主任相談員で、
名門指導会代表の西村則康先生が、
中学受験初の入塾テスト対策ドリル
『中学受験 入塾テストで上位クラスに入るスタートダッシュ国語』
『中学受験 入塾テストで上位クラスに入るスタートダッシュ算数』
(青春出版社)を刊行されました。

私は長年の国語指導の経験から、
問題集のコンセプト相談および、
名門指導会の国語科の作問者を指導する形で携わっています。

手前味噌ですが、入塾した後の国語学習にも役立つ
中身の濃い問題集が仕上がったと思います。

ぜひ、こちらのドリルで問題傾向をつかみ、
力をつけ、この後の入塾テストで高得点を取り、
中学受験が上位クラスからスタートできるように頑張ってください。

みなさんの中学受験を応援します!

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中学受験 / 取材・出版・セミナー / 国語の学習2018年12月04日12時00分
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