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学年別 新年度への準備

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更新: 2017年05月24日 公開:

塾の個性を知り 効果ある塾通い

2月には、新学年の授業が始まります。

4年生から塾通いを検討している3年生のお子さんの親御さんは、秋から本格的に塾通いを検討されることが多いようです。

どのご家庭も塾選びには頭を悩ませるところですね。今回は、新学年に向けての塾選びについてお話しします。

各塾ともに個性があり、授業の進め方や成績によるクラス分けなど特色があります。お子さん達にとって、塾とのマッチングは勉強に集中できるか、成績を順調に上げられるかといった部分に大きな影響があります。お子さまの個性にフィットした塾を選びましょう。

塾の個性にも一長一短あり お子さんにあった塾を

大手進学塾のおおまかな特色は以下の通りです。

SAPIX

成績により、αクラス、アルファベットクラスと分かれていますが、テキストのレベルが非常に高いです。基本的に御三家など難関校向けと考えてよいでしょう。教材なども多いため、基礎力をつけたいお子さまには厳しいかもしれません。総じて授業レベルは高いです。

早稲田アカデミー

熱血指導というイメージが強く、宿題の多さにも定評があります。四谷大塚のシステムを利用していますが、オリジナルテキストもありますから、何を優先すべきか、塾の先生のアドバイスをしっかり聞き、お子さんに伝えてあげましょう。御三家指導にも強くなってきているといわれています。

日能研

大きな教室では1クラスの人数が多いので、個別のフォローアップについては不安な場合があります。そのような場合、家庭でのフォローが必須です。6年生になると志望校別のコースがありますが、志望校の対策コースがない場合は検討が必要です。公開模試の合格判定には定評があります。分析データの量も多く、データの正確性も高いです。テキストもよく作りこまれています。

四谷大塚

楽しんで学習できる雰囲気づくりをしています。テキストの全面改訂で、特に算数の難易度が上がり、量が増えました。土日のテストが多いため、追われるお子さんもおられるようです。テキストが多いので、お子さんにあったチョイスが必要になります。

市進学院・栄光ゼミナール

元々は高校進学に特化した塾でした。地域に根ざした、細かい指導には定評があります。
校舎により講師のレベル、授業内容にバラつきがあるので、どのエリアに通うかがポイントかもしれません。

新学年に向けて やっておくこと(新4年生、新5年生、新6年生の塾の選びかた)

新4年生

合格実績ももちろん気になるところですが、テキストやテストなどを含めたカリキュラムを知ることが大切です。基礎力をつけたいのか、応用力をつけたいのかなど、お子さんにあったカラーの塾を選んでください。

新5年生

5年生になると、どの塾でも学習内容のレベルがアップして、難しくなります。宿題が多いと定評がある塾を選ぶ場合は注意が必要です。4年生のときに宿題を何度も繰り返して、解き方を覚える「暗記型学習」をしていると、宿題量が多くなり、難易度も上がる5年生で対応しきれなくなり、成績が下がることがあります。今のうちに「思考型学習」のスタイルを身につけておきましょう。

「思考型学習」への移行には、宿題をしているときのお母さんの「どうして?」が効果を発揮します。「どうしてその解き方なの?」「塾の先生は、なぜその解き方を選んだの?」など質問をしてみてください。お母さんに説明するためには、お子さん自身が深く理解している必要があるので、より深く問題を考える機会になります。お母さんが生徒になり、お子さんに教えてもらうのも効果があります。

新6年生

お子さんの得意、苦手が見えてきていると思います。夏までに学習の総仕上げ、夏が終わってから本格的な入試対策に入ります。塾により、夏前から入試対策をするところもあります。苦手単元や苦手分野を分析して、新年度がスタートする前に対策をしておきましょう。

新学年になると、クラスや先生が変わったり宿題量が増えたりと、お子さんの学習環境が大きく変化します。うまく乗り切れるようサポートしてあげたいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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