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【中学受験】塾別(サピックス・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)5年生9月からの算数の学習ポイント

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公開: 最終更新日:2022年08月25日

今回の動画では、5年生の9月からの算数の学習のポイントについて解説しています。

5年生の後半は学習内容も難しくなり、算数という教科で大きく差がつき始める時期だけに、ぜひ動画を参考に勉強に工夫をしていただければと思います。

日能研では5年生の9月から比の学習が始まる

4大塾(サピックス・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚)の中で、カリキュラムの進路が最もゆっくりなのが日能研です。

他塾では夏休みに比の基本を習う所が多いのですが、日能研では9月から本格的に比の学習が始まります。

基本的な比の概念の学習から始まり、時間をかけて文章題、図形、速さの問題への比の応用を学んでいきます。

比の学習に行き詰まった時は、9月に習った比に関する基礎の部分に戻ったり、さらにさかのぼるなら、それ以前の倍数・約数、分数について見直してみると良いでしょう。

テキスト改訂で進度が速くなった予習シリーズカリキュラム

四谷大塚と早稲田アカデミーは「予習シリーズ」を使ったカリキュラムを採用しています。

以前は進度がゆっくりな日能研と進度の速い SAPIX の中間くらいの進み方でしたが、テキスト改訂によってサピックスに近い速さで進むようになっています。

比に関する基本的な内容は夏の間に習ってしまっており、 9月からは比の考え方を文章題や図形などに応用する学習に入っていきます。

また図形については、立体図形、水位の変化の問題や図形の移動なども学習します。

速い進度のカリキュラムですから「忙殺」されないように注意する必要があります。

最も速い進度のサピックス

サピックスのカリキュラムは、年間を通して止まることなく進み続けるものとなっています。

学習したことが一定の時期をおいて再び出てくる「スパイラル公式」のカリキュラムになっているため、同じ単元を繰り返し学習することになるのですが、次に出てくる時には以前の復習ではなく、以前習ったことを理解している前提で前に進むというものになっています。

また一つの分野を時間をかけて学習するスタイルのカリキュラムではなく、様々な分野の学習を週替りで行うタイプのものです。

理解が早いお子さんにとっては、無駄がなく刺激の多いカリキュラムですが、じっくり理解したいお子さんにとってはやや厳しい進度になるケースもあります。

もちろん比については、夏期講習の間に基本的な概念は習得している前提で、9月からは比を使った文章題や図形など応用問題に入っていきます。

カリキュラムの目まぐるしさに「忙殺」されないように注意しなければならないのは、四谷大塚や早稲田アカデミー以上と考えてよいでしょう。

5年生の算数で最も大切なのは2学期の学習

既に比の概念を夏の間に習得しているサピックスや四谷大塚、9月から本格的に比の学習に入る日能研という違いはありますが、比を使いこなせるようになることが5年生の算数、ひいては中学受験の算数において最も大切な事柄のひとつです。

これまで一つ一つ計算して出さなければならなかったことが、比の考え方を使うことで速く、楽に、ミスなく解けるようになるため、比をマスターすることは算数において必須となるのです。

その意味で受験算数全体において、5年生の2学期の学習は最も大切な時期と言えるでしょう。

また5年生の2学期は多くの塾において、様々な「特殊算」を学習する時期になります。

「 ●●算」」「■■算」といった文章題をたくさん学習するのですが、こういった特殊算にはそれぞれの問題において、典型的な考え方や図法があります。

授業で聞いた時には理解しているがテストで点が取れない、そんなお子さんにはこの特殊算への取り組み方において、共通した問題があります。

動画ではそのことについてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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