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夏休みに成績を上げる準備1

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受験算数と塾の使い方 2015年05月23日18時00分

「第235回 夏休みに成績を上げる準備1」

前回は「浜学園 第2回合否判定テスト」を題材に、
志望校の合格可能性を判定するために、
塾ではどのような問題を出題するのかを見ました。


今回からは「夏休みに成績を上げる準備」について考えていきます。


夏休みに成績を上げる準備には何があるのでしょうか。


・志望校と自分の現時点での学力のギャップを知る
・塾の夏期講習の指導内容を知る


この2点がわかれば、

・夏期講習を日程通りに受ける場合
→6、7月の間に弱点をつぶす計画を立てる

・必要単元がないので夏期講習を間引くまたは受けない場合→
6~8月の3ヶ月学習計画を立てる

ことができます。


志望校と自分の現時点での学力のギャップは
公開模試やオープン模試、合否判定テストなどで
知ることができます。

また、塾の夏期講習の内容は6月にはわかるでしょうが、
昨年の資料が手に入るようであれば、早めに準備を始めることができます。
注:前年度とは学習内容が異なる場合もあります。
過去の資料は今年の詳細資料がわかるまでの参考としてご活用下さい。


たとえば、サピックス6年生の夏期講習の2015年度日程(予定)は次の通りです。

20150523114104.jpg

この予定を見る限りは単元がすべて網羅されていますから、
「自分に必要な単元がない」ということはなさそうです。


そこで、次は、単元名だけではわからない、学習内容の確認です。

2013年度の資料によれば、夏期講習の学習内容は以下のようなものでした。

20150523114140.jpg
注1:2013年度サマーサポートより「サマーアプローチ」各ページにある表題を記載
注2:例えば「既約分数の個数(1)」「既約分数の個数(2)」は「既約分数の個数」とまとめて表記


学習する内容がわかれば、
通常授業で配られているデイリーサポートから、
該当する学習内容を確認します。

学習内容が一致した場合、
デイリーサポートで正解できていれば夏期講習は復習となりますし、
間違っていれば夏期講習までに解き直し、
夏期講習では解けるようになっておくことが理想です。


もしデイリーサポートに同じ学習内容がなければ、
「デイリーサポートで学んだことをベースにして、その上位問題を取り扱う」
というように認識し、
ベースにあたる学習内容を復習しておけば、
講習会で戸惑わずにすむでしょう。


サピックスの夏期講習は、
サマーアプローチでいえば
上記の学習内容を100分間の授業時間で学びますから、
講習会中の学習密度を高めることが求められますし、
日程表のように講習会が5日間連続するため、
通常授業のある平月とは異なり、
講習会の内容を帰宅後の家庭学習でリカバリーできる量には
限界がでてきます。


他の学習塾でも夏期講習期間中は大変ですから、
講習会を受講して最大限の成果を得るためには、
講習会までに学んだことについて間違っていた問題を復習しておくなどの
事前準備が必要です。

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受験算数と塾の使い方 2015年05月23日18時00分
主任相談員の前田昌宏
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である前田昌宏が算数の面白い問題や入試問題を実例に図表やテクニックを交えて解説します。
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