新5年生のクラスを決めるテスト 4
「第314回 新5年生のクラスを決めるテスト 4 ~浜学園 1月 公開学力テスト~」
前回は、2月から始まる新5年のクラスを決めるテストとして、
2016年1月10日に実施されました
「浜学園 第514回 公開学力テスト 小4算数」より
大問2の一行問題について考えました。
前回一覧にしたように、
大問3までは塾の教材に同じ問題や類題がありますが、
大問4以降は応用問題や初見問題となっています。
Sクラスを目標にしている場合は、
大問3までを確実に得点することを心がけ、
残り時間で大問4、5に挑戦すればよいでしょう。
目標がVクラスでなることや、Vクラスの上位である場合は、
大問4以降もできるだけ得点したいところです。
そこで今回は、初見問題となった大問4についてみていきます。
5・6年生で学ぶ
「チーズ切り(どのような立体に切り分けられるかを問う問題)」の
平面バージョンです。
問題をよく読んでみると、①と②は実際に図を書けば解けそうな問題です。
どんな問題でもそうですが、
特に初見の問題に取り組むときは、
「例えば~」以下の例示部分を
じっくりと読んで、意味を理解することが大切です。
「~のようにすると~となります」のような表記部分について、
どんな作業をするとどんな結果になるのかを確認できれば、
規則性にも気づくことができます。
大問4のような規則性の大問では、小問①が「規則を気づかせる」ように作られていますので、実際に書きながら、「何か規則がないかな?」と考えるようにします。


「植木算が使えそうかな・・・?」ということに気づけます。
「使えそうかな」と気づいたら、
実際に図を書いて「数えた」あとで、
「植木算でも同じ答えになる」ことを確かめて、
気づいたことが正しかったどうかを調べます。
また、「植木算」以外に、
「たての長さ+横の長さ=図形の個数の合計」
のような考え方も、
もちろんOKです。
小問③は実際に書いて数えることは困難ですが、
小問②までを解きながら「理屈(規則性)」を見つけられていれば、
小問③の正解も可能です。

現4年生の公開学力テストは、
サピックスの組分けテストと同じように、
配点全体のおよそ3分の1が
応用問題や初見の問題(書き出しや調べ尽くすことが中心)です。
これは入試問題を少しやさしくした問題
=塾教材の応用問題を出すことができる現5年と異なり、
現4年ではまだ中学受験に直結する知識を
あまり学んでいないからです。
そのため、
書き出す、調べ尽くす、そしてその過程を通して規則を発見させる
といった、塾教材にない「オリジナル問題」になりがちです。
ですから、大問3以降の応用問題や初見問題を正解させて高得点を目指す場合、
塾教材のマスター以外に
「書き出し(作業)→規則性の発見」
という過程を学ぶことも大切になります。
クラス替えに関わる12月、1月の公開学力テストまでに、
過去に受験した公開学力テストの大問3以降を利用して、
「書き出し(作業)→規則性の発見」ができるかどうか、
確認することができればよいと思います。

