中学受験の塾選びのチェックポイント 志望校の合格実績、テキスト、クラス数など

中学受験の塾選びのチェックポイント 志望校の合格実績、テキスト、クラス数など
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中学受験をすると決めたら、どこの塾にするか具体的に絞り込んでいくことになりますが、なかなか決めるのも難しいですね。
今回の記事では、塾選びの際のチェックポイントについてお伝えします。

志望校の合格実績の高い校舎は有利

塾の窓ガラスなどに「○○中学 ○人合格」などの張り紙を見かけることがあるのではないでしょうか。
2月になると入試結果を一覧にした新聞広告なども入ってきます。
中学受験塾を決めるとき、この合格実績は大きな手がかりになります。

これから塾に通う3年生の時期に、志望校を絞り込めている子どもはあまりいないでしょう。
でも、御三家クラスの難関校を狙うのか、そうでないのかは決めておいたほうがいいと思います。
そのレベルの志望校にどれくらい合格者を出しているかが塾を選ぶときの基準になるからです。

特に、難関校を目指す場合は合格実績が重要になってきます。難関校になればなるほど、特徴的な問題が出題される傾向にあり、そこに合格者を多数出しているということは、その塾は問題をしっかり分析できているということになるからです。
塾の問題分析力はとても重要で、過去からの蓄積もあると判断できます。

合格実績は、塾全体でなく「校舎」で見る

合格実績を確認するときに注意したいのが、それが塾全体での数字なのか、校舎別の数かです。
同じ塾でも地域性などがあり校舎によって合格者数にばらつきがあるので、しっかり確認しておきましょう。

また、志望校が家から近い場合、塾も志望校の近くにある校舎を選んだ方が有利な場合があります。
なぜなら、6年生になると始まる「志望校別特訓」は、その学校に近い校舎で行われることが多いからです。
とはいえ、通塾に時間をかけすぎるのはもったいないので、片道30分以内を目安に選びましょう。

事前に口コミ掲示板や、実際に先輩ママから塾の評判を知ることはいいのですが、上手に情報の取捨選択をしましょう。
子どもの性格や得意分野もそれぞれなので「あの塾に通って国語の成績がすごく伸びた」などの情報を鵜呑みにしないようにしてください。

2つ以上の塾をテキスト、クラス数、体験授業で比較検討

できるだけ多くの塾、校舎を比較し、最低でも2つ以上の塾を比べた上で塾を選びましょう。
合格実績もそうですが、テキストの内容やクラス数もチェックします。
できれば体験授業や授業見学で教室の雰囲気を知っておくと安心ですね。

テキストは、とにかく読みやすいかどうか。その塾のテキストを子どもと一緒に手にとって、中身を確認してみてください。
子どもの興味をひかないようなテキストでは、勉強の意欲も高まりません。
複数のテキストを見比べて「どれがおもしろそう?」と子どもの意見を聞いてみてもいいですね。

塾のクラスの数は、少なすぎても考えものです。
というのは、学力差のある生徒たちがひとつのクラスに振り分けられる可能性があるからです。
できれば1学年に5クラス以上ある塾を選びたいものです。

体験授業を受けるときの注意点としては、そのときは楽しくても、実際の授業はちがうということを認識しておくことです。
子どもに感想を聞くときも「楽しかった?」ではなく「よくわかった?」と聞いてあげてください。

「わかった」と答えたのなら「どんなことがわかったのか、お母さんも知りたいな」とその内容を説明させてみてください。
ちゃんと説明できたら、授業に積極的に参加できたということ。その塾の授業スタイルが子どもに合っていると考えてもいいでしょう。
ただ楽しいだけの体験授業には注意が必要です。

兄弟姉妹は同じ塾が便利

子どもの年齢差が2歳の場合、中学受験の塾に同時期に通うことになります。
同じ塾を選ぶとなにかと安心かもしれません。
最大のメリットは、塾のシステムをお母さんが熟知していること。
カリキュラムに合わせたスケジュール管理なども、一度経験しているぶんうまくできるでしょう。
講座などを選ぶときにも、時間や授業料の無駄遣いを避けて、本当に必要な講座だけを選ぶことができるのではないでしょうか。
塾の送迎やお弁当作りもまとめてできるので、親御さんの負担が少しでも減るのはうれしいことですね。

テキストはどの塾でも全員に配布されるので、お下がりを使うことはないですが、サピックスのように授業当日しか配布されないプリントがある場合は、上の子が使ったものを使って予習することができます。
下の子も通わせようと思っている場合は、きちんと保管しておくと役にたつかもしれませんね。

ただ、兄弟姉妹間で学力差が大きい場合は、同じ塾に通わせるかどうかは慎重に検討しましょう。
難関校を目指す子が多い塾に、中堅校のレベルの子が入ると授業についていけない場合もあります。
それぞれの子どものレベルや志望校に合った塾を選んであげてくださいね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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